約 969,282 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6305.html
クリスマスネタ 宮守サンタ 京太郎「皆に二階に行けと言われてきたが寒いな」 塞「京太郎ー、もう降りてきていいよ」 京太郎「わかったぞ…やっと炬燵にはいれる」 スタスタ…階段を降りて行き 京太郎「皆、なにをして…サンタだと」 塞「どう似合うかな?」ミニスカサンタ エイスリン【サンタの絵】水着サンタ 胡桃「今日はクリスマスだからね」ミニスカサンタ 豊音「サンタさんになってみたんだよー」通常サンタ 白望「ダルい…」通常サンタ 塞「それで京太郎、感想は?」 京太郎「ぐ、グッジョブ」鼻を抑えながら エイスリン「アリガトウ!」 京太郎「NZはクリスマスは夏だから水着なのか?」 エイスリン「ウン!」 豊音「クリスマスプレゼントもあるんだよ」 ゴソゴソ…持っていた袋を漁り 京太郎「プレゼント?」 豊音「これだよー!」鍋セット 京太郎「…任せろ俺が最高の鍋を作ろう」 豊音「やったー!」 胡桃「私も手伝おうか?」 京太郎「いや、ミニスカ見れた御礼をしないといけないのでいいですよ」 胡桃「ば、馬鹿!」カァァ 白望「ダルい…」炬燵に入っており 京太郎「シロも似合ってるぞ」 白望「ありがとう…」カァァ 京太郎「今日はつくりがいがある鍋だぞ!」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6445.html
走り去っていくトラック モモ「あっ……わ、私っ……」 京太郎「痛っ……」 モモを上にして道路に寝転がっている京太郎が上体を起こす。 人気のない道路で二人で座りあう。 京太郎「ふざけんなっ!」ガッ モモ「ひぅッ!」ビクッ 京太郎「お前、危ねぇだろ!トラックの運転手から見たらたぶん俺が飛びだそうとしてるのしか見えてなかったぞ!」 モモ「あ、あのっ……」 京太郎「あのトラックのスピードがあんなもんだったから良かったけどなぁ、俺が間に合わなかったらお前、死んでたぞ!」 モモ「うっ、あの……わ、私っ……うぅ」ポロポロッ 京太郎「なんで、止まらなかったっ」 モモ「わ、私は麻雀ぐらいしか取り柄がなくて……だから京さんに良い所見せたくて……なのにっ」グスッ 京太郎「別に、あんなの偶然だろ……ていうかモモの良い所なんて俺が山ほど知ってるってんだよ……」 モモ「た、例えば?」グズッ 京太郎「可愛いし、性格良いし、人を気遣えるし……おもち大きいし」 モモ「きょ、京さんのえっち……」グスッ 京太郎「あのなぁ……痛っ」ツゥー モモ「あ、頭から血がっ!これで押さえてください!」ハンカチ 京太郎「おう、ありがとうな……出血してるっても、そんなにデカい怪我じゃないだろ」 モモ「うん……」ウツムキ 京太郎「はぁ、安心しろ……な?」 モモ「京さん、こんな時ぐらいしか私はこんなこと言えないヘタレっすけど……私、京さんのこと好きっす」 京太郎「ん、あぁ俺もお前のこと好きだし……」 モモ「そういうことじゃないっす!私が言ってる好きっていうのはっ」 京太郎「……あぁ、なるほど」 京太郎(ハハッ、モテキって奴かなぁ……) モモ「返事は……」 京太郎「……」 京太郎(俺はモモのこと、好きかって聞かれるとわからない……ならどう答えれば……) モモ「えへへ、返事は良いっすよ」 京太郎「ん?」 モモ「だって、きっと京さんモテますから……本当に私のこと好きならすぐに返事くれるでしょうし」 モモ(両想いは勘違いだったってことっすかねー) モモ「ありがとうございました、今日は……大丈夫っすか?」 立ち上がる二人 京太郎「おう、心配してくれてありがとうな」ニコッ モモ「すみません、突然」 京太郎「いや、大丈夫だよ本当にさ……」 モモ「じゃあ、家まで送らせてくださいっす、私はステルス全開で帰れば襲われることもないでしょうし!」グッ 京太郎「ん……おう、悪いな」 モモ(京さんの隣を歩けるだけで幸せっすからね、今は……) 夜- 自宅・自室- 京太郎「よし、明日から旅行だな!楽しみだ!」 京太郎「今日こそネトマだ!」 一人目 とよねー 二人目 シロ 三人目 グラマス 京太郎「シロにグラマスにとよねーか……これはすごい」 とよねー:よろしくねー シロ:ん、まだなんだ グラマス:現実じゃ絶対やりたくないね、このメンバーで キョータロ:さ、やりましょうか! 京太郎「さて、やるか」ゴッ トップ グラマス 二着 京太郎 三着 トヨネー ラス シロ 京太郎:さすがグラマス グラマス:うん、でもリアルで麻雀したら正直このメンバーわかんないよね シロ:グラマスには勝てないと思うけど グラマス:あはは、買いかぶりすぎだよ とよねー:みんな強いよー、でもリアルの方がシロは強いよー 京太郎「知り合いだったんだ、とよねーとシロ」 京太郎「ん、ウィスだ」 京太郎「……シロからか」 シロ:どう、岩手に来る機会はありそう? キョータロ:明日から シロ:そっか、楽しみにしてる キョータロ:待ち合わせとかします? シロ:いい、近づいて来れば十分わかるはず キョータロ:了解、またな シロ:また 京太郎「また明日か、明後日かだな……」フゥ 京太郎「……グラマスからも?」 グラマス:前より強くなってるのはわかる、たぶん個人で全国に来る分には楽勝だろうね キョータロ:慢心はしてませんよ、つい最近ボコボコにされたばっかですし グラマス:君をボコボコにするなんて相当おかしいのが長野にはいるんだね 京太郎「……あんたもな」 キョータロ:ええ、とりあえず長野は魔境ですよ グラマス:東京に来たらよろしくね 京太郎「……ログアウトしたか」フゥ 京太郎「うん、岩手で強くなるぞー!」ワクワク カピー「カピ」キョウハ ヤスマセテヤルカ 京太郎「おやすみー」パチン 23日目終了- 長野駅- 京太郎「おはよう、咏さん」 咏「ん待ってたよ京ちゃん!」ニコッ 京太郎「さて、行きましょうか!」 咏「ん、そうだね!」 遠野市- 京太郎「旅館はこのへんなんですか?」 咏「うん、そうだよ」 京太郎(まさか宮守の近くとは……) 咏「さて、先に旅館行こうか」 京太郎「了解です」 咏「あのさ、手……繋いでいい?」 京太郎「はい」ギュッ 咏「へへっ」ニコッ 京太郎(兄妹にしか見えないだろ) 旅館- 京太郎「よっと」 咏「結構速く出たから、まだ昼過ぎだね、知らんけど」 京太郎「昼過ぎですよ」 咏「京ちゃん、少し用事があるから少し出るね」 京太郎「あ、はい……じゃあ俺はなんか食べに行ってきたりします」 咏「うん、遅くなる前に帰るように!これでも保護者っつー立場だからね、わからんけど」 京太郎「じゃあ、俺はお先に出かけてきます」 駅- 電車から降りる京太郎。 京太郎「……うお、長野に負けず劣らず田舎だなぁ」ビックリ 京太郎(切符を切ってもらったし) 京太郎「ふう、歩くか……宮守高校ね」 テクテクテク 京太郎「さて、でもお腹も減ったんだよなぁ」ハァ 京太郎「ここらへんまったくわからな―――」ゾクッ 顔を上げる京太郎。 京太郎「……」 ??「……見つけた」 京太郎(目の前に二人、だけどわかる) 京太郎「おう……俺は須賀京太郎だ、シロ」 ??「そっか、よろしく“暴食”……キョータロ」フラッ 京太郎「おっと!」トサッ ??「わわっ、シロが男の人に寄りかかったよー!?」 ??「私は“怠惰”……小瀬川白望」 ファミレス- 京太郎「んぐっ、すみません、案内してもらっちゃって!」ガツガツッ 白望「別に良い、むしろ遠くに行く方がダルい」 豊音(シロがさっそく隣に座るなんて、信頼してるんだなー) 豊音「あ、私は姉帯豊音だよーネトマでとよねーってネームでやってるんだー、キョータロさんでしょ?」 京太郎「むぐっ……はい!まさかとよねーだったとは、って感じですよ、京太郎で良いですよ」 豊音「うん、京ちゃん!」 京太郎「……よ、よろしくお願いします」 京太郎(まさかさっそくあだ名とは、この人に警戒というものはないのか?) 白望「あと、私には敬語じゃなくて良いから……ダルいから」 京太郎「まったく、『怠惰』にふさわしいな」ガツガツ 白望「そっちも『暴食』に恥じない喰べっぷり」 京太郎「お腹空いてるんですよ、今日はまだなにも食べてませんし!」ガツガツッ 京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした!」パンッ 店員「デラックスストロベリーパフェとチョコパフェでございます」ゴトン 京太郎(でかっ、てかなにかとファミレスってパフェにデラックス付けたがるよなぁ) 白望「私がストロベリー」 豊音「そんなに食べきれないよー私はチョコー」 京太郎(デカさで言うと姉帯さんの方が食べそうなんだけどなぁ……いや、シロの方は全部おもちに行ってるのか)ジー 白望「……見すぎだから」 京太郎「あ、悪い……」カァッ 白望「色欲も兼ねてるんじゃない?」 京太郎「ねぇよ」フイッ 白望「フフッ、じゃあ代わりに……食べさせて」 京太郎「……なんで俺が」 白望「ねぇ豊音、今京太郎が」 京太郎「あぁはいはい、お任せくださいお姫様!」ヒョイッ 白望「ん、手使うのダルい」 豊音(わぁー男の人にお姫様って呼んでもらってるー私も呼ばれてみたいなー) 京太郎「はい、あーん」 白望「あーむ」パクッ ??「な、なにやってんのシロ……」フルフル ??「あ、あのシロに、か、彼氏……」アゼン ??「―――ッ!?」カキカキカキ バッ 京太郎(シロと俺の絵の間に、ハート?) 京太郎「まぁ、シロみたいに可愛い娘相手だったら別に悪くないな」 白望「……ほんとは色欲でしょ?」ボソッ 京太郎「そんなことないさ」 白望「……」フイッ 京太郎「えっと、はじめまして須賀京太郎って言います……シロとはその、知り合いみたいな感じでして」アハハッ ?「まぁシロの知り合いっていうか、そんなこと許すぐらいだから信用はできるけど……私は臼沢塞」 ??「私は鹿倉胡桃だよ、こっちはエイスリン・ウィッシュアート」 ?????「ヨ、ヨロシク!」 京太郎「おぉ、岩手ってレベル高い」 豊音「なんの?」 京太郎「いえ、なんでもないです」アハハ ファミレス- 塞「誰かと会う約束してたなら言ってくれれば良かったのに」 白望「まぁ、昨日の夜突然だったから、ダルいことに」 京太郎「ダルいことにってなんですか」 白望「丁度部活も休みだったから」 京太郎「あ、全員麻雀部?」 胡桃「そうだよ、それに全員三年生!」 京太郎(いや、衣じゃあるまいし……ていうかこのままだと衣もずっとああなままか?逆に一人デカいし)ムムッ 豊音「今年で最後だからねー県大会も勝つよー」 京太郎「ははは、じゃあ後何日いるかわからないけどお邪魔はできませんね」 白望「別に気使わなくても良いよ、ダルいし……」 エイスリン「!」シュバババッ バッ! 豊音「エイスリンさんが一緒に麻雀しようってー……あってる?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「それは嬉しいんですけど、良いんですかね?」 塞「良い練習になりそうだしね、シロの知り合いってことは……能力持ちでしょ?」 京太郎「まぁそうですね」 豊音「じゃあ、一緒に麻雀しようよー」 京太郎「じゃあ、是非一緒に参加させてください!」 豊音「わー男の人とやるなんて初めてだよー」 塞「まぁ、男子のレベルってどんなもんか知らないし気になるね」 胡桃「能力無しでどこまで食らいつけるかな」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ!(エイスリンの背後にWINの絵) 白望(まぁ、暴食の能力がどんなのかわからないから危険な気もするんだけどね……) 駅前- 京太郎「いやぁ、今日はありがとうございました」 塞「うん、京太郎君、また明日ね」 胡桃「電話してね、駅まで迎えに来るから!」 豊音「私も行くよー」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ(駅の前に立ってるエイスリンの絵) 京太郎「はい、ありがとうございます」 白望「……また明日、ダルいから行かないかもしれないけど」 京太郎「おう、まぁみんなに頼るよ」 白望「ん」 京太郎「ではまた明日!」 旅館- 咏「おかえり京ちゃん」 京太郎「ただいまっす」 咏「明日予定ある?わっかんねーけど」 京太郎「あ~岩手の知り合いと予定入れちゃって……」アハハ 咏「そっか、まぁそれはそれで構わないんだけどさ、知らんけど」 京太郎「あはは、晩御飯は部屋に?」 咏「運んできてくれるよ、もうちょっと時間あるし温泉入りに行こうよ」 京太郎「……混浴ですか?」 咏「選んだからねー」 恋愛力90以上のためミニイベント 京太郎「他の男の目に咏さんの肌が触れるのは嬉しくないですね」 咏「ば、馬鹿じゃねーの京ちゃん!」カァァッ 京太郎「まぁ行きますか」 温泉- 京太郎「ふぅ、落ち着きますねぇ」 咏「う、うん……」 京太郎(緊張してるなら混浴なんてやめれば良いのに……まぁ俺も緊張してっけど) 咏「あ、あのさ……京ちゃんってやっぱ大きい方が好きなの?」 京太郎(おもちのことだよなぁ) 京太郎「まぁ、無いよりはある方が良いですよ、男ですから」キリッ 咏「全然カッコよくない」 京太郎「いやぁ、でもですね……咏さんは今が一番綺麗ですって」 咏「っ……と、突然はずりーんじゃないかな?」カァァッ 京太郎「ははっ」 京太郎「ふぅ、気持ちいいですね……」 咏「うんそうだねー、あとで気持ち良くしてねー」 京太郎「……マッサージなら引き受けます」 咏「顔真っ赤だねー」 京太郎「それを言えば咏さんだってじゃないですか」 咏「ま、まぁね……っていうか京ちゃん頭から血が垂れてる!」 京太郎「ん?あ、ちょっとだけど垂れてますね」 京太郎(昨日の怪我が開いたか……) 京太郎「とりあえず、そろそろ出ますか」 咏「呑気だね……知らんけど」 京太郎「ふぅ、ではこれで」ザバン 咏「ひゃっ!い、いきなり出るな!」 京太郎「あっ!すみません!」 旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、沢山食べましたねー」 咏「そうだねー」 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「ネトマするか」ノートパソコン 一人目 かなちゃん 二人目 のどっち 三人目 はやりん 京太郎「どうすっかぁ」 かなちゃん:よろしくだし のどっち:よろしくお願いします はやりん:さて、やろっか☆ キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、いくぜ」ゴッ トップ 京太郎 二着 はやりん 三着 かなちゃん ラス のどっち 京太郎:今回は俺だけ手牌が普通でしたね かなちゃん:まぁネトマじゃ能力なしでいかに戦えるかだし! のどっち:そんなオカルトありえません はやりん:あはは、覚醒したのが二人もいたらそりゃ強いよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「はやりんってのも何者だよ」 京太郎「ん、ウィスか」 京太郎「はやりんからか」 はやりん:はーい、みんなのはやりんだよ☆ キョータロ:いや、なんでウィスなんですか はやりん:まぁ覚醒してて一番強く感じるのって君だし キョータロ:あんたもか はやりん:まぁね、遠いから会えないけどそのうち会えるだろうから、またね☆ 京太郎「……はぁ、なんなんだ一体」 京太郎「お、メールだ」 京太郎「お、一からだ」 差出人:一 本文『今日そっちに行ったら、旅行って言われたんだけどほんと?』 京太郎「おぉ、そりゃ悪いことしたな」 本文『旅行で今岩手に来てる、言った方が良かったか?』 差出人:一 本文『言わなくてどうするのさ、まったく心配かけて なにもないなら良い、おやすみ』 京太郎「心配してたのか」 本文『心配かけて悪い、今度はちゃんと言ってから行くよ、おやすみ』 京太郎「次は、ハギヨシさんから、珍しい!」 差出人:ハギヨシ 本文『あまり透華お嬢様や衣様をいじめないであげてくださいね』 京太郎「ん?」 本文『いじめた憶えはないんですが?』 差出人:ハギヨシ 本文『黙って旅行に行ってしまったということが問題なんです 執事として他人の気持ちは汲んであげるべきですよ』 京太郎「そっかぁ……まぁ執事じゃないんだけど」 本文『はい、今度から気を付けます』 差出人:ハギヨシ 本文『私も友人が黙ってどこかに行ってしまうのは寂しいのですよ』 京太郎「ははっ」 本文『ごめんなさい』 差出人:ハギヨシ 本文『今度から気を付けてくださいね、それではおやすみなさい』 京太郎「うん」 本文『おやすみなさい』 京太郎「最後は絹恵さんだな」 差出人:絹恵 本文『久しぶりやね、こっち来る機会ありそう?』 京太郎「うーん」 本文『しばらくはなさそうです』 差出人:絹恵 本文『そっか、でも来るときは連絡してな!必ず行くから!』 京太郎「ん、愛宕家にも顔だしたいしな」 本文『俺も絹恵さんたちに会いに必ずそっちに行きます』 差出人:絹恵 本文『ほな、お休みな!』 京太郎「おやすみなさいっと」 龍門渕家・一部屋- 一「まったく、みんなに心配かけて」ハァッ 龍門渕家・ハギヨシ部屋- ハギヨシ「まったく、ご心配をおかけして……」フッ ハギヨシ「まったく、妙な友達ができてしまったものです」フフッ 愛宕家・絹恵部屋- 絹恵「まったくもー京太郎君ったら私に会いたいなんてー」キャー ウッサイワキヌ! ナンジヤオモートンネン! 旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか!」 咏「おっけー、わからんけど」 京太郎(やっぱ、布団隣接してるんですね)ムラッ 京太郎「よしっ」パチンッ 咏「よっと」ドサッ 京太郎「じゃ、おやすみなさい」 咏「おやすみー」 24日目終了- 25 日目- 京太郎「ん、ふぁ~ちょっと失礼しますね」ソッ 咏「んっ……」 京太郎(腕枕、慣れたな……) 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「さて、外行くか!」 私服に着替えて出ていく。 京太郎「さて、どうすっか」 京太郎「さて、コンビニについたわけだけど……あんま変わんないな」 ??「おや」 京太郎「ん?」 ??「いや、なんでもないよ、すまないね」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ、あのお婆さん」 旅館・部屋- 咏「京ちゃんは出かけるんだっけ?知らんけど」 京太郎「はい、すみません……」 咏「気にすることないって、どうせ大したことないから……わからんけど」 京太郎「そうですか?じゃあ、行ってきます!」 咏「うん、私も出かけっから居なくても気にしないでねー」 駅前- 京太郎「よっと……さて、とりあえずみんなに連絡入れたけど全員来てるってことないだろうし……」 塞「京太郎君!」 京太郎「塞さん、ありがとうございます」ペコ 塞「道がわかんないだろうしね、みんなは先に部室に行ってると思うよ」 京太郎「そうですか、いやぁみんなとやるの楽しみです!」 塞「私たちも楽しみだよ」 京太郎(よし!良いとこみせないとな!)グッ 宮守高校・部室- 塞「京太郎君連れて来たよー」 京太郎「どうも、おはようございます」 胡桃「おはよう!」 豊音「おはよー」 エイスリン「オハヨウ!」 白望「……あ、京太郎、おはよ」ダラー 京太郎「……いつもこんなんですか?」 塞「まぁ、こんな感じ」 京太郎「さて、やりましょうか!」 京太郎「さて、打ちましょうか」ゴッ シロ「……どのメンバーでやろっか」 豊音「そう言うと思ってエイスリンさんと一緒にくじをつくったよー」 エイスリン「!」シュバババッ バッ(豊音と一緒に両手を上げてる絵) 胡桃「みんなやりたいから、引こう!」 塞「よーし!」 塞「えー、くじ作った二人かー」 豊音「やったー」 エイスリン「ウン!」 胡桃「さぁて、倒すよ!」 京太郎「よし、行くぜ!」 白望「お手並み……拝見」ボケー 京太郎(よし、勝つ!) 豊音(シロと同じ類なんて楽しみだよー)ニコッ 胡桃(自力で勝たなきゃ) エイスリン(牌を、読む!) 京太郎(手牌最悪だな、まぁ……こっから持ち直す!) 豊音(んー普通だなぁ、これで京ちゃんに勝てるかなー?) 胡桃(これじゃ豊音にも勝てないかも) エイスリン(よし!) 京太郎(美穂子さん、借ります!)スッ 豊音(片目を、閉じてる?) 胡桃(対局中にどうしたんだろ……) 京太郎(ここからは俺のステージだ!)カッ エイスリン(片目がブルーにっ!?) 白望(あれが暴食、ではなさそう……じゃあ能力の一部?) 京太郎(見えた!) 能力『青眼の預言者』発動 須賀京太郎のオカルトステータスが反映 99ー100=-1 判定成功! 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 豊音(キョータロさんと現実でやるとやっぱ全然違うよー) エイスリン(よし、理想の牌譜を……描こう!) 豊音(エイスリンさんも動くみたいだけどーその前に私!)カッ 能力『六曜(先勝)』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 豊音(京ちゃん、なんだか雰囲気がシロっぽく―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(どうしたんだろ?) エイスリン(なに?) 京太郎(豊音さん、いただきます!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 豊音(なにか来る!?) ブチリッ 豊音(え、使えない?ちょーこわいよー)ウルッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする。 エイスリン(よし!) 能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 胡桃(能力、私も欲しいな……) 京太郎(エイスリンさんに発動された?こっちを喰うべきだったか?いや、こっちで良いか!) 豊音(うぅ、京ちゃん強いよー)ウルウル 京太郎(うわ、すごい罪悪感) エイスリン「ツモ、2000オール」ジャラッ 京太郎「やられた」 豊音「このエイスリンさん凄いよーさすがお絵かきのお姉さん」 胡桃「これ、なにごと?」 白望(あれが暴食?) 京太郎(今度こそちゃんと和了らないとな!) 豊音(わ、私の先勝はだめだから、どれ使おう……) 胡桃(なんとかしないと)アセッ エイスリン(もう一回!) 京太郎(これ、やばい……俺死なないよな?) 豊音(手牌が良いよーこれならいけるかもー) 胡桃(うわぁ) エイスリン(なに、これっ)ウルッ 豊音(どうしよー、今回はやめといたほうがいいかな?) 胡桃(これもう、諦めたい) エイスリン(どうしよう……) 白望(暴食、万能ではなさそうだ) 京太郎(さぁ、行くぞ衣!) 能力『月海支配(喰)』発動 須賀京太郎のオカルトステータスが反映 99ー100=-1 判定成功! 京太郎(ここは俺のステージだ!) 成功:その自分以外の全員の点決めコンマ下二桁を20下げる。 豊音(あれ、牌が来ない……) エイスリン(理想の牌譜を描く!) 能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 京太郎(来た!今度はエイスリンさんか!)グゥ 豊音(京ちゃん、まただ!)ゾクッ 胡桃(なに?) エイスリン(私が、狙われてる!?)ゾクッ 京太郎(喰らう!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル エイスリン(やられる!?) エイスリン(あれ、なにこれ……え?あれは……) エイスリン「ヒッ!?」 塞胡「?」 白望(なにこれ!?) ガッ エイスリン「ッ!?」ビクッ グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』クリティカルヒット:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を00する。 豊音(きょ、京ちゃんちょーこわいよー)グスッ 胡桃(え、なに?なんなの?) エイスリン「~~~ッッ!!?」ビクンッ エイスリン「ッ……ッ!」ガクッ 豊音「エイスリンさん!?」 京太郎「エイスリンさん!」ガシッ エイスリン「キョ、キョータロー……~~~ッ!!」ビクッ 京太郎(あ、これエロい奴だ、落ち着けマイサン!) エイスリン(な、なにこれっ~~ッ!) 塞「京太郎君、ソファに寝かしてあげて!」 京太郎「りょ、了解です!」ソッ エイスリン(キョータローの匂いがっ、一杯でっ、またっ―――ッ!!?)ジワッ 京太郎「大丈夫ですか?」ソットオロス 京太郎(また俺の暴食のせいか?) 白望(これが暴食?エイスリン、どうしたの?) 胡桃「麻雀は中断で、なにがあったんだろ……」 少しして。 エイスリン「」カキカキカキッ バッ(ガッツポーズのエイスリン) 京太郎「良かったぁ」ドクンッ 京太郎(あれ、気を抜いた途端、なんだ?) ??「おや、噂のお客さんだね」 京太郎「ん?あっ、今朝のコンビニの」 ??「暴食、だね……私はこの麻雀部の顧問の熊倉トシだよ」ニコッ 京太郎「あ、須賀京太郎です!」 ?「あれ、こんなとこにいた」 京太郎「あれ、咏さんも?」 豊音「あー三尋木プロだー!サインくださーい!」サッ 塞(サイン色紙いつも持ち歩いてるの?) 咏「ん、名前がわかんねーけど」 豊音「豊音です!豊かな音で!」 咏「ほいほいっ」スラスラ 京太郎(書きなれてる、ほんとにプロなんだなー)ヘー トシ「さて、じゃあなんて呼べばいいかね」 豊音「京ちゃんだよ!」 トシ「じゃあ京ちゃん……少しついてきてくれるかい?」 京太郎「え?」 トシ「京ちゃんを強くしろってね、この子からのお願いなのよ」 白望(これ以上強くしてどうするつもりなんだろう) トシ「すぐ終わるから、来るかい?」 京太郎「もちろん行きます!」 豊音「あれ?」 トシ「そうさ、どうやら倒さなきゃいけない相手がいるみたいだしね」フッ 京太郎(……読んだ?) 白望「暴食、怠惰より強いのかな?」 塞「シロが強さ気にするなんてめずらしい」 白望「……そうだね、ダル」 胡桃「私たちも一緒に行こうか?」 トシ「まぁ誰かついてきても良いかもね」 エイスリン「」シュバッ(手を上げる絵) 白望「私が、ついていく」 トシ「じゃ、行こうか……みんなは三尋木プロに練習付き合ってもらうんだよ」 豊音「はーい!」ワーイ 京太郎(学校裏の森の中まで来たけど……) トシ「この神社の中だよ」 京太郎「ここ、ですか?」 白望「強くなれる、京太郎……頑張って」 京太郎「……おう」 テクテクテク ギィィ… 京太郎「埃っぽいな」ケホッ バタンッ 京太郎「なっ!?勝手に扉閉まるんじゃねぇよ!」 トシ「京ちゃん、聞こえてるかい?」 京太郎「あ、はい!」 トシ「どちらにせよ対価はつきものだから、その先でしっかりと力を得てくるんだよ」 京太郎「なっ!?聞いてないっすよ!」 白望「頑張れー……ダルいけど」 京太郎「こいつ!……たく」テクテクテク 京太郎(ここが最奥、なんだ……丸い鏡?) 鏡「」ギュオッ 京太郎(な、なんだこの鏡、俺……だけど俺じゃない誰かがいる!?) 京太郎「なん、だ?」 鏡「12の次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ、須賀京太郎」 京太郎(鏡の中の俺!?) 鏡「さぁ、今お前が選べる二つの次元から、お前の力を呼び覚ます」 京太郎(二つの次元の、俺?) 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶……選べ」 鏡「どうせ、ここから出た時は見た記憶のほとんどを失うんだ、しっかり俺の決闘(デュエル)を見ておけ」 京太郎「なに言ってんだお前、いや俺」 鏡「さぁ、満足させてくれよ?」 京太郎「ま、まったくわけがわからんぞ!」 鏡「良く見ておけ、さもなくばお前に満足はおとずれない」 ギィッ トシ「帰ってきたね……」 京太郎「う~なにがあったのかまったく覚えてない……」 トシ「そういうものさ、岩手にいる間はいつでも来ればいいよ」 京太郎「ありがとうございますトシさん、なんか新しい力手に入れられた気がします」 トシ「誰かを連れてきても良いかもね、あんたなら力を獲る手助けできるだろうし」 京太郎「なるほど」 白望「大丈夫?」 京太郎「あぁ、なんとかな……よし、使う日が楽しみだ!」グッ 白望(私も、強くならなきゃ) 宮守高校・麻雀部- 京太郎「ただいま帰りましたー」 咏「京ちゃん、疲れてるみたいだねー」 トシ「まさか本当に成功するなんて予想外だったけどね」 京太郎「成功しない前提だったんですか、怖い」 トシ「ま、とりあえず頑張りな京ちゃん」ポン 京太郎「とりあえず昼食べに行きます」 トシ「そうかい、じゃあ誰か案内してあげな」 白望「私が行く」 塞(ダルいって言わない!?) 胡桃(惚れた?) 豊音(シロが行くなら私はいいかなー) エイスリン「」カキカキカキ バッ(シロと京太郎が手をつないでる絵) トシ「珍しい、じゃあお願いねシロ」 咏「私ももうちょっと熊倉先生と話してるから京ちゃん行ってきて良いよー」 京太郎「じゃあ行きましょうかシロさん」 白望「ん……行こ」 ファミレス- 京太郎「やっぱここだな……ていうかなんでまた隣なんだ?」 白望「京太郎の隣が良いから……」 京太郎(勘違いしそうになる) 白望「とりあえず食べよう」モグモグ 京太郎「今日は自分で食べるんだな」 白望「食べさせたかった?」 京太郎「まぁ、シロみたいに綺麗な女の子に食べさせられるなら嬉しいしな」 白望「ッ」カァァッ ファミレスから出る二人 京太郎「さて、戻るか……」 白望「ちょっとかがんで」 京太郎「ん、こうか?」 白望「よっと」ドサッ 京太郎「お前、背中に乗るとはっ!」 白望「ダルい……」 京太郎「たくっ、帰るぞ」テクテクテク 京太郎(おもちがっ、おもちが二つ!)ドキドキ 白望(背中、大きくて温かい……) 夕方- 宮守高校・麻雀部- 京太郎(さて、シロ以外の麻雀は見たけど……どうするかな) 京太郎「せっかくだし打ちますか!」 シロ「せっかくだし私、やりたい」 塞「私もやりたいけど……」 エイスリン「」バッ(くじの絵) 豊音「さぁー引こう!」 胡桃(能力無いと、さすがに勝てない……) 白望「あたりだ」 塞「よし!」 胡桃(うぅ、シロと京ちゃん相手なんて……飛ばないようにしなきゃっ) 京太郎(例の力、使ってみるか?) 白望(怠惰を使うかどうか、もう少し考えた方が良いかな……) 胡桃(飛ばないように、飛ばないように……) 塞(とりあえず塞ぐ!) 京太郎(最悪だぞ!)クソッ 白望(あまり良く無いけど、同じか怠い……)ゴッ 胡桃(こ、こんなんじゃっ)ウルッ 塞(微妙……) 京太郎(美穂子さん、もう一度!)スッ 白望(暴食の力じゃないなにか、くる!) 胡桃(対局中に目を閉じるなんて、また?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇った!?) 白望(暴食の能力、詳細聞いとけばよかった……怠いけど) 京太郎(見えた!) 能力『青眼の預言者』発動 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 白望(私も使うか……でも怠いんだよね) 胡桃(どうする気?) 塞(じゃあ、塞ぐ!)カッ 能力『心鎮壷(シン・シェン・フー)のレプリカ』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 白望(京太郎、来る―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(また?) 塞(な、なにか見える!?) 京太郎(行くぞ、沢山喰らいな!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 白望(きた、暴食……) ブチリッ 塞(あれ、見えない?塞げない?)ウルッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする 白望(あれが、暴食……か、怠いな) 胡桃(能力、か) トシ(さて、これで青の瞳で見る世界が発動したわけだ) 塞(モ、モノクルが壊れてるわけでもないのにっ!) 京太郎(よし、このまま)ギンッ 京太郎「ツモ、2000・3900!」ダンッ 塞(なっ……) 胡桃「……はい」 白望(怠い……)ゴッ 京太郎(さて、次はどうするか……) 白望(あぁ、だんだん怠くなってきたなぁ) 胡桃(よし、塞よりは和了れた!) 塞(塞ぐ?いや、でも……塞ぐのを無効にされてからなにも来なかった……) 京太郎「」 白望(だんだん、怠くなってきた……そろそろやろっかな)ボゥ 胡桃(こ、こんなでもなんとかするしか!) 塞(微妙……)タンッ 京太郎「ロン、ば、倍満……24000です」 塞「……なぁっ!?」 トシ(これで塞の飛び……あれ、能力じゃないのか) 塞「……私なんかじゃ、ダメだ……」 京太郎「さ、塞さん大丈夫ですって!あんなの偶然ですから!あんなこと滅多にありませんから、あんなオカルトありえません!」 京太郎(一昨日あったけど) 白望(怠惰、発動できなかった) 胡桃(私、ラスじゃない!) 京太郎(どうするか……) 京太郎「せっかくだし打ちましょうよ!」 白望「ん、そうだね」 塞「つ、次こそは……」フラフラ エイスリン「」バッ(ゾンビの絵) 豊音「よし、次こそやるよー!」 胡桃(ん、頑張ろ!) 白望「さっきと同じメンバーだね」 塞「よし!次こそ勝つ!」 胡桃「また飛ばないようにね」 京太郎「はいはい、この話はおしまい」 京太郎(さて、やるか……?) 白望(怠惰、使う……怠いから) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、能力無しの底力!) 京太郎(まぁ、今の俺ならどうにでもなる) 白望(怠い……)ゴッ 塞(うわぁ) 胡桃(うわぁ) 京太郎(使ってみるか)ドン☆ 白望(鏡で、得た力!?) 塞(なんのつもり!?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇ったけど……いや、ここはやらない!) 胡桃(くる!) 京太郎(来い!) 能力『無限煉獄龍』発動 京太郎(来い!)ピキーン 白望(なに!?) 塞(モノクルが震えてる!?) 胡桃(私でもわかる感覚!?) 京太郎「死者と生者……」 トシ(これは、とんでもないものを出しちゃったかもね) 京太郎「ゼロにて交わりしとき……」 咏(また強くなるのかい、京ちゃん) 京太郎「永劫の檻より魔の竜は放たれる!」スッ 豊音(竜が見える!?)ビクッ 京太郎「こいよ、無限煉獄龍(インフェルニティ・デス・ドラゴン)!」 エイスリン(み、みんな見えてる!?) 京太郎「デス・ファイア・ブラスト!」ゴッ 判定成功:ヒット 自分以外の者の点決めコンマ下二桁を30下げる 京太郎「さらに、デス・ファイア・ブラスト!」 京太郎「いくぞシロ!」バッ 胡桃(うるさい) 京太郎「インフィニティ・デス・ブレス!」 ゴッ 白望(なっ、龍から黒い炎がっ!) ボゥンッ 白望「ぐっ!」 白望(な、なに?今の……) トシ(龍も消えたね) 京太郎「ツモ、4000・8000だ……満足させてくれよ?」 京太郎「ツモ、700・1300!」 塞(くっ) 胡桃「はい」 白望(怠い……) 京太郎(さて、さっきはトリップしちまったからな……今度はしっかりと!) 白望(怠惰、今度こそは……) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、今度こそ!) 京太郎「」 白望「怠い……片付ける」タンッ 京太郎「ロン、48000」ドンッ! 塞(うわ) 胡桃(うわ) トシ(シロが飛ぶ、あるいは須賀京太郎ってのは相当ヤバい存在なんじゃないかい……) 咏(えげつねー) 豊音(シロが飛ぶなんて最初の頃だけだったよー) エイスリン(シロ……) 白望「……」ウルウル 塞(シロの目が潤んでる!?) 胡桃(なんだってぇぇぇぇ!?) 京太郎「あ、えっと……」 白望「帰る」テクテクテク ガチャッ 京太郎「……ご、ごめんなさい」 咏「まぁこればっかりは」 トシ「ああなりたくなる気持ちもわかるけどね、とりあえずシロも明日には元通りだろう」ウンウン 京太郎(う、うっわぁ、俺悪者) 旅館・部屋- 咏「うぁー疲れたー」 京太郎「まぁ仕方ないですね、俺があっちに行ってる間に教えたりしてたみたいですし」ハハッ 咏「温泉行こうよ温泉!」 京太郎「そうですね、晩御飯まで時間もありますしとりあえず行きますか!」 温泉- 京太郎「ふぅ」 咏「やっぱり落ち着くねー」 京太郎(それにしても静かで……人居ないのかな?) 咏「……今日お昼から帰ってきた後、やけに小瀬川の胸気にしてた?」 京太郎「うぇっ!ば、バレてましたか……」ゲッ 咏「わかるっつーの……好きな相手が他の女見てることぐらい……」フイッ 京太郎(お、怒らせた?) 咏「京ちゃんみたいなおっぱい星人知らないよ」 京太郎「……」 京太郎「ごめんなさい」 咏「別に良いよ、前から知ってっから」ツーン 京太郎(あやや、こりゃ怒らせちゃったかな……でも、やっぱり男の性というか) 咏「その内、こういう胸も好きになってもらうから」ギュッ 京太郎(う、腕に抱き着いてきた!?) 咏「ほれほれー」 京太郎(ふ、ふにふにしてる……いかん!) 京太郎「もう温泉から出ます!」 咏「えーつまんないなー」 京太郎「これ以上は別のが出ますから!」 咏「え?」 京太郎「昨日もですけど、また(血が)出ちゃ不味いんで……」 咏「あ、あぅ……そ、そのっ、ご、ごめん!」バッ 京太郎「ありがとうございます、先に出ときますね……のぼせないでくださいよ?」 咏「べ、別に大丈夫だよ!」カァァッ 京太郎「はい、それじゃ」 咏(べ、別のが出るって……)ボンッ 旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、おいしかったですね!」 咏「そうだね、わっかんねーけど」 京太郎(どうしよっかな) 京太郎「ネトマだな」 一人目 のどっち 二人目 かなちゃん 三人目 シロ 京太郎「お、シロだ」 かなちゃん:また会ったな のどっち:よろしくお願いします シロ:よろしく キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、どうなるかな」 トップ 京太郎 二着 かなちゃん 三着 シロ ラス のどっち かなちゃん:かなちゃん大勝利だし! のどっち:どうにもうまくいきませんね キョータロ:まぁ運が大事ですから シロ:覚醒してるのが三人だから のどっち:そんなオカルトありえません かなちゃん:まぁかなちゃんの勝利なわけだけど 京太郎「のどっち、強く生きろ……ていうかシロも大丈夫なのか?」 京太郎「ん、ウィスだ」 のどっち:どうしてそんなに強いんです? キョータロ:うちの師匠が教えるの上手いんですよ のどっち:私の友達にもそっくり同じことを言う方がいるんですが、その人にはそれだけじゃない何かがあります キョータロ:それだけじゃないなにか、のどっちさんも見つければいいじゃないですか のどっち:麻雀は運と実力だけです、何かなんて気のせいですから キョータロ:なら、それを突き通せばいつか何かが手に入るかもしれませんよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「あ、ログアウトした……気難しいなぁ」 京太郎「ん、またウィスだ」 京太郎「お、かなちゃんか……若干面倒な気もするな」 かなちゃん:なんだか昼に一度だけ、妙な感覚を感じたし……お前なにした? キョータロ:別になにもしてませんよ? かなちゃん:どうにもふに落ちないし、どちらにせよ私たちは惹き合ってるんだ、長野に帰ってきたら一回ぐらい風越に顔だせし キョータロ:風越? かなちゃん:ほんと、鈍感な奴だな、まぁ来ればわかるって 京太郎「ログアウトした……わけがわからん」 旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか?」 咏「とりあえず横になろー」 京太郎「はい」パチン 咏「京ちゃん」ギュッ 京太郎(うおっ、温泉のことのせいで意識してしまう!) 京太郎(……咏さん)ギュッ 咏「ひゃっ!?」 京太郎「あ……す、すみません」 咏「べ、別にへーきっつーか……」ソッ 京太郎「ちょっ!どこ触ってっ!」 咏「だ、だってさっき温泉で出そうって言ってたから、が……我慢してるのかとっ、わかんねーけど……」ゴニョゴニョ 京太郎「あ……あ~、あれね、あれはですね……その、怪我が開いて血が出そうって意味で……」 咏「え……」サー 京太郎「その、勘違いさせるようなことを……」 咏「う、うぇっ……ひぐっ……」グスッ 京太郎「え、えぇぇっ!?ご、ごめんなさい!俺が勘違いさせるようなこと言ったばっかりに!」 咏「ち、違くて……わ、私がその、こんなことする女だって、思われるかとっ」グスグスッ 京太郎「……あのですね咏さん、俺の言葉が原因なんだしそんなこと思うわけ」 咏「で、でもぉっ……うぇぇっ」ポロポロ 京太郎「はぁ~」ガバッ パチンッ 咏「ちょっ、電気つけないでっ!」 京太郎「あのですね、俺……咏さんのこと好きです」 咏「ふぇ?」 京太郎「だから抱き返したんだし、嫌そうな声してなかったと思ってますし、大人なんですからそのぐらい察してくださいよ……」 咏「え、えっと……」 京太郎「だから咏さん、俺と……付き合ってください」ギュッ 咏「あ……う、うんっ!」ギュッ 数年後- 咏「と、いうのが私たちの馴れ初めなわけだ、わかった?」 健夜「……そう」 恒子「す、すこやん……」 はやりん「……☆」 咏「あれ、聞きたいって言ったのは四人じゃね?知らんけど」 健夜「そのね、からかうつもりで言ったわけで……本気で語られても……」ドヨーン 恒子「すこやん……」ソッ はやりん「……☆」ゲッソリ 咏「ふふん!羨ましいだろー」 ???「咏ー!」 咏「あ、京ちゃんだ!」フリフリ 京太郎「あ、小鍛冶さん方、こんにちは!」 健夜「あ、うん」 咏「今日から旅行だから、須賀咏、行ってくるってわけ!それじゃあねー!」 京太郎「それじゃ失礼します」 京太郎が運転する車で去る二人 ?「」ゴゴゴゴゴッ 健夜「……あ、咲ちゃんずっと喋らなかったね」 恒子「宮永プロ……これは、次のタイトルマッチは大荒れだね」 はやりん「☆」 京太郎の車・車内- 京太郎「あぁ、なるほど、だからあんなことに……」アハハッ… 咏「惚気ちゃったー」 京太郎「ほどほどにしてあげてくださいよ?」 咏「ふふん、だって京ちゃんのこと大好きだしー?知らんけど」 京太郎「あはは、俺も大好きですよ……わからんけど」 咏「京ちゃんはそれ使っちゃだめだろ!」 三尋木咏ED2
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4801.html
「弘世先輩って、常に冷静沈着でクールですよね」 「……なんだ、突然藪から棒に」 「いや、1年同士で話してた時にふと話題に上がりまして」 夕暮れの部室を掃除している折にふと京太郎はそんな事をここ白糸台の部長、菫に言った。 今日は京太郎の当番であり菫は別の事務的作業を行っていただけなのだが、場をもたせようとなんとはなしに口をついて出たのがその話題であったとも言えた。要するにその場凌ぎである。 「……それは、褒め言葉と受け取っていいのか?」 「勿論です。ですが……なにかお気に召しませんでしたか?」 「いや……それならいいんだ。ありがとう」 相変わらず鉄面皮とは言わないまでも、表情が乏しい端麗な顔立ちで菫は告げた。 再び場を静寂が支配しそうになり、京太郎は慌てて話を広げにかかった。 「……え、えっと何かコツとか秘訣とかってあるんですかね……?」 「コツ?秘訣?一体何の話だ」 「いやその、動じないというか冷静というか」 京太郎自身もあまり平静でないようで言葉がまとまっていなかった。 こんな答えに窮する質問をしてどうするというのか。 「ふむ……考えたこともなかったが、例えば護身術を嗜んでいるからだろうか」 「ご……護身術ですか?」 「ああ」 思いもよらない方面からの回答に京太郎は思わず聞き返していた。 「護身術って、合気道とかそういった類のものですか?」 「そうだな。概ねそれに近いものだろう」 「はぁ……てっきり部長が何かやっているとしたら弓道だとばっかり思っていましたが」 「よく誤解されるがな。あれは私の技術(わざ)がそう形容されるだけで私自身が嗜んだことはない」 京太郎はある意味得心したように軽く数回頷いた。 彼女は京太郎より僅かに小さい程度の、女性としては非常に恵まれた体躯だ。 そんな彼女が護身術まで備えているとなれば、並の危険ではおいそれと恐れたりはしないのだろう。 「並の暴漢であったら容易く関節を外して地面に叩きつけるぐらいの自負はあるが……別にだからといって怖いことがないわけじゃない。むしろ怖いことばかりなくらいだ」 「え?そうなんですか?」 割と穏やかでない発言からの打って変わった言葉に京太郎は一種肩すかしを食らったように感じた。 「勿論だ。私はこの白糸台の部長なんだからな」 自身の胸にとんと右拳を置きそう菫は告げるも、先の発言を引きずってか微妙に覇気がない(表情こそ大して変わってはいないが)。 「実際問題、私は実力で言えば照や淡には及ばないからな。凡人は凡人なりに努力を積まねばやってられんのさ」 「そうですね……」 若干の自嘲を含んだ菫の言葉に京太郎は肯定とも否定ともつかない笑みを浮かべるしかなかった。 自称100年生の淡はともかくとして、あの照さんに管理能力を求めるのはお門違いだろうとも同時に思ったが。 「はて、何の話だったかな。随分脱線してしまった気がするが……つまり、別に私は君達が思うほど立派な人間じゃないということだ」 「そ、それは違います!それはその」 「何だ?まだ何かあるのか」 話をまとめて畳もうとする菫の言葉を京太郎は強引に遮った。 自分から話を振った手前、このまま話を終えてしまったらただ単に部長が卑下しただけで終わってしまう。そんなのは御免だった。 「その、弘世部長は凄く立派な人です!少なくとも俺からはそう見えます。 背も高いし凛々しいし俺が襲いかかっても敵わなそうだし!」 「……そうまで言われるとそれはそれでなんだか傷つくんだが」 「す、すみません!でも、菫さんはこうしてこんな時間まで雑務をしていたり、俺なんかの話も真面目に答えてくれてます。 その、要するに菫さんは菫さんが思うよりずっと素敵な女性だってことですよ!」 「……」 「あ、う、その」 思いつくままにまくし立てたので自分が何を言ったのかもよく把握していないが、ひどくこっ恥ずかしい事をのたまった気がした。 「……君の名は」 「え?」 「君の名は須賀京太郎、で合っていたかな?」 「は、はい。弘世菫部長」 思わずフルネームで呼び返してしまい反射的に肩がすくんだが、 「……そうか。面白い奴だな君は。気に入った。特別に私も掃除を手伝ってやろう」 「えっ!あの、その」 「いいから。特別の特別だ。君と私、二人だけの秘密だな」 「は、はい……」 そう言って箒を取りに行った菫を呆然と見据えながら、 「……反則だろ、あんな微笑(かお)」 京太郎は反芻するようにただただそう呟いていた。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6455.html
57日目・朝- 京太郎「さて、ドキドキしてきた……」 テクテクテク 京太郎「よう智紀!」 智紀「ん、京太郎だ」 京太郎「もうすぐ県予選だぞ!」 智紀「……京太郎からもらったデータ、役に立ちそう、少なからず今まで聞いた能力なんかの対策はできるから」 京太郎「そっか、なら安心だ」 智紀「うん、もし勝ったら京太郎の勝利でもあるから」 京太郎「負けたら俺の情報不足ってことか」カタカタ 智紀「うん、勝ちも負けも、一緒」ギュッ 京太郎(な、なんで手を繋ぐ!?)カァッ 授業- 京太郎(さて、どうすっかなー!) 歩(最近、聞きに来ない……) 京太郎「体育、今日はなにをさせられるんだ?」 男子A「バスケだってよ」 京太郎「能力持ちってなんだよ、馬鹿げてるぜ!」 男子A「麻雀やってるお前もかわんねぇよ」 昼- 京太郎「さて、昼はどうするかな~」 京太郎「ん、なんだかんだ言ってお前と教室で食べるのも馴れてきたな」 歩「そりゃね」 京太郎「でも、お前とこうして二人っきりって多いよな」 歩「同学年だし、同じクラスだし?」 京太郎「俺らが三年になったら部室で二人っきりになったりしてな」 歩(それはそれで悪くないけど) 歩「でも透華お嬢様たちって、絶対いつも顔出すよ」 京太郎「あぁ、想像できるわ~」 歩「そう言えば合宿の成果、しっかり聞いとけば?ハギヨシさんにでも」 京太郎「そうだな、気になる」 放課後- 京太郎「さて、どうするかな」 部室- ガチャッ 京太郎「にゃんぱすー」 智紀「にゃんぱすー」 京太郎「さすがだな」ヘイ! 智紀「当然」タッチ 透華(な、なんですの!?) 京太郎「透華ー」 透華「ん、どうしましたの?」 京太郎(普通だ) 京太郎「……ゴミついてるぞ」スッ 透華「っ!?」カァァッ 京太郎「そういや、県予選なんだが、自信はあるか?」 透華「と、当然ですわ!私たち龍門渕、しかも強化済みが負ける、はずが、ありませんわ!」 京太郎「慢心は身を滅ぼすぞ」 透華「なんとしても東京に行きますわよ!」 京太郎(都会がそんなに好きか?) 放課後2- 京太郎「次はどうするかなー」 京太郎「それにしてもお前、なんだか一段と対局してる姿が様になってきたな」 純「男らしいってずっと言われてるから一周まわってカッコよくなってやろうかと思ってるよ」 京太郎「まぁカッコいい女の子ってのも良いんじゃないか?」 純「……俺を女の子扱いするのってお前ぐらいだよな、今じゃ執事服と長ズボンで固定だよ」 京太郎「たまにはスカート穿いたりすんのか?」 純「いや、無理……お前が女装したら俺もスカート穿いても良い」 京太郎「……」 純「考えるのかよ!?」 夜- 自宅・自室- 京太郎「あ、ハギヨシさんに聞いてない」 京太郎「ネトマかなぁ」 一人目 レジェンド 二人目 はやりん 三人目 グラマス 京太郎「おぉ、これはっ、10年前の!」 レジェンド:さて、本気で行くよ! はやりん:ネトマで本気もなにもないんじゃないかな☆ グラマス:そうでもないと思うよ? キョータロ:よろしくお願いします!胸を借りるつもりで! トップ グラマス 二着 京太郎 三着 はやりん ラス レジェンド グラマス:さすがだね はやりん:いやぁ、嫌味っぽいね☆ キョータロ:さすがグラマスさん レジェンド:いや、ほんとね はやりん:大丈夫 レジェンド:いや、ほんとね 京太郎「大丈夫か?」 京太郎「ん、赤土さんだ」 レジェンド:情けねぇよな キョータロ:手が悪い日だってありますよ!それにほら、今回は相手がプロでしたし レジェンド:いや、わかってる、たぶん向こう、っていうかはやりんはわかってると思う キョータロ:赤土さん? レジェンド:またやろうね、ちょっと今日は飲んで寝る 京太郎「……あぁ、赤土さん」 京太郎「ん、はやりさんだ」 はやりん:どうだった? キョータロ:どうだったとは? はやりん:レジェンドの方は沈んでた? キョータロ:そこそこ はやりん:ブランクあるし、まぁブランク無くても勝てたかわかんないけど☆ キョータロ:鬼ですか!? はやりん:牌のお姉さんだよ☆ 京太郎「うお、それでログアウトかい!」 自宅・自室- 京太郎「あ、明日は金曜日、明後日だな」 カピー「かぴ」ハヤク、ハギヨシ! 京太郎「おう」 カピー「カピ!」オヤスミ 京太郎「一緒に寝るか?」 カピー「カピ」トクベツダヨ… 57日目終了- 58日目・朝- 京太郎「俺、当日大丈夫か?」ドキドキ テクテクテク 京太郎「あ、ハギヨシさん!」 ハギヨシ「京太郎君ですか」 京太郎「一人だなんて珍しい気がしますね」 ハギヨシ「まぁ、あぁこのメモを渡しておきます……お嬢様たちのデータを入れてあります」 京太郎「強化合宿行ったって言ってましたもんね」 ハギヨシ「あんなに真面目に練習にあたっていた皆様を見るのは久しぶりでした、やはり京太郎君と東京に行きたかったんでしょう」 京太郎「……ちょっと恥ずかしいですね」ヘヘッ ハギヨシ「では、どうせですから一緒に行きましょうか」 京太郎「はい!」 授業- 京太郎「歩~」 歩「しょ、しょうがないから見せるよ」スッ 京太郎「いや、時間割じゃないんだけど」 京太郎「まったく、体育は嫌だ」 男子A「お前体育得意な方だろ?」 京太郎「でも特異な奴が山ほどいるだろ?」 男子A「あぁ、ほら、テニヌの時間だ」 京太郎「全力で避け続ける!」 昼- 京太郎「さて、昼はどうすっか……」 京太郎「ハギヨシさん~」 ハギヨシ「ん、どうしました?」 京太郎「いえ、一緒にお昼でもと思って」 ハギヨシ「良いですね」 京太郎(ハギヨシさんの貴重な食事シーン) 少年説明中……。 京太郎「と、言うことなんです」 ハギヨシ「なるほど吸血鬼……」 京太郎「信用します?」 ハギヨシ「その弓塚さんと言う方は“親”に似なかったようでなによりです」 京太郎「はい?」 ハギヨシ「まぁなにはともあれ私が動きましょう、そのかわり貴方はこの世界でそちら側に足を踏み入れることはなくなります、よろしいですか?」 ハギヨシ「わかりました、では私がなんとかしましょう」フッ 京太郎「大丈夫なんですか?」 ハギヨシ「あくまで執事ですから」シュバッ 京太郎「消えた!?」 放課後- 京太郎「さて、どうするかって考えるまでもないか」 部室- ガチャッ 京太郎「おう」 透華「来ましたわね」 京太郎「おう、当然」 ハギヨシ「さて、県予選までの最後の部活ですね」 京太郎「さて、麻雀と行こうぜ……」ゴッ 透華「フフッ、おもしろいですわ!この私に、京太郎が!」 京太郎「いや、俺はやらん」 透華「は?」 京太郎「歩、お前が打て」 歩「え、なんで私!?」 京太郎「基礎能力は低いがお前の異能は十分に第一線で動ける」グッ 歩「そ、そうかな?」モジモジ 京太郎「だからさ、俺と一緒に打つぞ」 歩「へ?」 京太郎「俺がお前のスタンドになるって言ってんだよ、俺も異能使うからな」ニッ 智紀「新手のスタンド使い……!?」 京太郎「さて、俺と歩の二人に勝って見せろよ!」ゴッ 歩「みなさんの役に立てるように頑張りますから!」ゴッ 放課後2- 京太郎「さて、良い戦いだった……」 歩「し、死ぬかと思った」グテー 京太郎「じゃあ今日は先に失礼するぜ」 透華「明日、ハギヨシの来るまで迎えに行きますわ!」 京太郎「了解、それじゃまた明日」 透華「ええ、また明日!」 京太郎「さて、どこ行くか~」 京太郎「なんだか落ち着いてきたな」 京太郎「あ、原村さん」 和「須賀君?」 京太郎「いや、久しぶり」 和「そうですね、ずいぶん久しぶりです……明日からは県予選ですね、須賀君の龍門渕とは決勝で当たることになります」 京太郎(決勝で当たることになるのか、ある意味では助かったな……上位二校が出れるわけだし) 京太郎「お互い頑張りましょうね、って俺は打たないんですけど」アハハ 和「いえ、須賀君から龍門渕の方に伝えて欲しいんです」 京太郎「ん、宣戦布告とかか?」 和「……宮永さん……咲さんを、倒してください」ペコッ 京太郎「……は?」 和「私だって全国は行きたい、その気持ちはあります、けど今の咲さんはきっと麻雀を楽しんでいません」 京太郎「咲が?」 和「はい、咲さんは強すぎる……私たち相手じゃ本気を出せない、出さないではなくて出せないんです……だかお願いします、咲さんを完膚なきまでに倒してください」 京太郎「ちょっと待ってくれ、頭を上げろよ原村さん」 和「和で構いません、私たちは全国に行くために全力で戦います!でも、咲さんを楽しませてあげたいんです、最初の頃は楽しそうに打っていたのに、なんで、いつからこんなことになってしまったのか……」 京太郎「……わかった、みんなには伝えておく、けどさ」 和「はい、正々堂々と戦いますから!あんなこと頼みましたが、負けません!」 京太郎「はは……原村さんって結構強情なんだな」 和「良く言われます」クスッ 夜- 自宅・自室- 京太郎「よし、明日だ!」 京太郎「さて、どこ行くか~」 京太郎「……さすがに、睦月さんはいないかぁ~」 京太郎(適当に買い物して……どうするか) 京太郎「ん、どうすっかなぁ」 優希「あ、須賀!」 京太郎「お、片岡!」 優希「優希でいいじぇ」 京太郎「俺も京太郎で良いよ」 優希「そっか……そう言えば、のどちゃんから聞いた」 京太郎「……それで、お前はなんて?」 優希「私も同じ気持ちだよ、咲ちゃんに麻雀を楽しませてあげるためには……あたしたちじゃ役不足だ」 京太郎「そうか、じゃあ……俺の仲間がなんとかしてくれるのを祈るしかないか」 優希「でものどちゃんの言うとおり勝つのはあたしたちだじぇ!」 京太郎「ハッ、誰と当たるのか知らないけど、お前らじゃ無理だよ」 優希「ぐぬぬ、生意気だじぇ!まぁいっか、どうせ明後日にはわかることだじぇ、またな京太郎!」 京太郎「おう、またな優希!」 自宅・自室- 京太郎「さて、メールだな」 京太郎「ん、誰だ?」 京太郎「お、洋榎さんからだ」 差出人:洋榎 本文『ガースー!全国で会おうな!』 京太郎「早ぇよ!」 本文『早すぎでしょ!大阪って激戦区って聞きますけど!?』 差出人:洋榎 本文『まぁそやけどこの愛宕洋榎が負けるわけあらへんやろ?』 京太郎「……まぁ」 本文『まぁ確かにそうですね、末原さんもいますし』 差出人:洋榎 本文『なんでそこで恭子の名前なん?』 京太郎「まぁ、同類だしなぁ」 本文『そりゃあの人が一番強そうだから』 差出人:洋榎 本文『なんか恭子だけずっこいわ、まぁええ全国でぎゃふんと言わせたるからな!おやすみな!』 京太郎「おやすみなさいっと……末原さん、あの人も俺の上か」 差出人:晴絵 本文『京太郎君、私は結局小鍛冶さんに勝てないのかな?』 京太郎「重っ!?」 本文『ネトマのことなら気にすることないですよ!どうせネトマです!』 差出人:晴絵 本文『されどネトマだよ?』 京太郎「え~っと」 本文『じゃあ、晴絵さんが小鍛冶さんに勝ったら俺がなんでも言うこと聞きますよ!』 差出人:晴絵 本文『ん、今なんでもって言ったよね?』 京太郎「うん」 本文『俺にできることならですけどね、だから頑張ってください!』 差出人:晴絵 本文『私やるきが出て来たよ、ありがとう!おやすみ!』 京太郎「良かった良かった……って噂をすれば小鍛冶さん!」 差出人:小鍛冶健夜 本文『京太郎君、個人戦の方は大丈夫そう?』 京太郎「おぉ、わざわざ心配してくれて」 本文『もちろんですよ!』 差出人:小鍛冶健夜 本文『そっか、じゃあ個人戦の日を楽しみにしてるね おやすみ』 京太郎「優しいお姉さんって感じだな、小鍛冶さんは」 本文『はい、全員ぶっ飛ばします! おやすみなさい!』 京太郎「よし!」 愛宕家・洋榎部屋- 洋榎「ガースーに久しぶりにメール送ったったで……」グッ 洋榎「全国で絶対会うでー!」 絹雅「うるさいわ!」 赤土晴絵家- 晴絵「よし!なんでもするって言ってたよね、なんでもするって言ってたよね!メールプロテクトしなきゃ!」カチカチ 晴絵「小鍛冶プロ……倍返しだ!」 ホテル- 健夜「ん、京太郎君と会うの楽しみだな~」エヘヘ 健夜「よし、エキシビジョンとかあったら良いとこ見せなきゃだし全力で頑張らないと!」グッ 自宅・自室- 京太郎「そう言えば腹が減った感覚、しないな、どうしてだ?」 カピー「カピ」アノメスネコ…タマニハヤル 京太郎「さて、寝るか!」パチン カピー「カピ」オヤスミ 58日目終了- 59日目- 朝- 京太郎「そういやトーナメントがどうなってるのか見てないんじゃないか……?」 京太郎「ハギヨシさんが車で迎えに来る前に見とくか?」 京太郎「トーナメント表はインターネットで見れたよな」カチカチッ 京太郎「え、鶴賀と風越と清澄と龍門渕、当たるなら決勝だと……?」アゼン 京太郎「は、ハハハ……あぁ、おもしろい」ニッ 京太郎「よし、今日はなんとしても勝ってもらわないとな!」グッ ハギヨシ「お待たせしました」 京太郎「いえ、ありがとうございます……なんか透華たちがワゴンってのも珍しいですね」 ハギヨシ「リムジンでここらを通るのは難しいですから」 京太郎「……なんかすみません」 ハギヨシ「いえいえ」 ハギヨシ(みなさん、京太郎君と一緒に楽しみたいんですよ) 車内- 京太郎(運転席にハギヨシさん、助手席に純、後ろが透華と一で、俺の隣が衣と智紀……) 智紀(じゃんけん、私が負けるわけがない……全員のデータを持ってる私が) 衣(京太郎の隣!やったぞー!) ハギヨシ「さて、出しますよ」 会場前- 京太郎「……来たな!」 衣「来たな!」 京太郎「さて衣、合体だ!」 衣「ああ!」ピョン 京太郎「ガチャーン!」 純(ただの肩車じゃねぇか) 一「いや、はしゃぎ過ぎ、凄い目立ってるし」 透華「オーホッホッホッホ!目立ってますわ、目立ってますわぁ!視線がそそがれてますわぁ!」 ハギヨシ(主に京太郎君と衣様にですが) 衣(結局降ろさせられてしまった) 京太郎(冷静になればなんであんなテンションだったんだ) 一(会場……)ゴクッ 透華「行きますわよ!」 純「おう!」 ダンッ ザワッ 京太郎(これがっ、龍門渕としてのプレッシャーか!)ニッ 「おい、龍門渕だぞ!」 「去年県予選優勝の!」 京太郎(なるほどな、みんなも有名なわけだ……) 京太郎(こりゃ、着いてってるだけの俺の評価はどうなってんだか) 「井上純!」 「沢村智紀!」 「国広一!」 「龍門渕透華!」 「天江衣!」 透華(目立ってますわぁぁぁっ!!) 「そしてあれが、須賀京太郎!」 透華「!?」 「あの小鍛冶健夜、瑞原はやり、三尋木咏、戒能良子が揃いも揃って今年鍵となる男子高校生に選んだ!龍門渕の男子麻雀部員!」 京太郎(え、その雑誌知らない!) 透華「京太郎!私の目立つ場所をっ!」 京太郎「知らねぇよ!」 一「ボク目立つの苦手なんだよね、京太郎のおかげで助かりそうだよ」 透華「なにを仰いますか一!目立ってなんぼですわよ!さぁ、マスコミにスマイル!」 京太郎(俺には無理だ) 智紀(ちょっと京太郎と透華からは離れよう) 純(オレも智紀に着いて歩くか) 廊下- 京太郎「……回避成功だったな」 透華「なんで目立つのを避けるんですの?」 京太郎「オレたちは麻雀をやりに来てるからに決まってるだろ?」 透華「むぅ」 京太郎「たく……んあ、咲?」 咲「あ、京ちゃん!私迷っちゃったよ、そっちは龍門渕のお友達?」 京太郎「あぁ、俺の友達っていうか幼馴染って言うか、まぁそんな感じだな……ていうかまだ治ってないのかよお前の方向音痴、まぁ治るとも思ってないけど 咲「そっかぁ」 京太郎「清澄の控室は……」 ハギヨシ「私がご案内します」 京太郎「お願いしますハギヨシさん」 ハギヨシ「はい、では宮永様、ご案内させていただきます」 咲「ひゃ、ひゃい!?」 テクテクテク 京太郎「ん、どうしたみんな?」 透華「ッ……」ハァハァッ 衣「な、なんだ、アレは!?」ゾッ 純「冗談だろ」 智紀「あれが、京太郎の?」 一「あれと、戦うの?」 京太郎「……あぁ、アイツを決勝で倒すのが、お前たちだよ」 一(あんな感じの雰囲気なのに、あのプレッシャー) 透華(あれと当たるのが、誰になるかはまだわからない) 智紀(でも、京太郎からもらった情報がある) 純(ハッ、恐いな)ニッ 衣(奴は、我が新たな力で倒す!私が、倒して見せる!) 京太郎「さて、だけどまずは……」 衣「あぁ、並み居る有象無象を吹き飛ばす!」 京太郎(衣まで出番が回るか心配だけどなぁ) 夕方2- 京太郎(結局、衣に行く前に相手は跳んだか……立ち直れる、か?) 透華「さて、結局残ったのは」 智紀「風越、鶴賀、そして……清澄、宮永咲」 純「それ以外も結構見所あるけどな」 一「それでも、宮永咲が一番危険だよ」 透華「ええ、認めざるをえませんわ」 衣「宮永咲、衣が戦う相手か……おもしろい!」 京太郎「あぁ、さすが衣だな」 衣「あぁ、私の『魔断剣』の使い所だ!」ゴッ 京太郎(衣なら、咲に勝てるかもしれない……)グッ 夜- 自宅・自室- 京太郎「今日、寝られるか?」 京太郎「さて、どこ行くかなぁ~」 京太郎「ん、どうすっかなぁ」 京太郎「え?」 健夜「こんにちは、まさかこんなところで会うなんて思ってなかったよ」 京太郎「な、なんで?」 健夜「男子個人戦の方の解説にね、女子の方は藤田プロでしょ?知り合いだから今さっきまで話をしてて」 京太郎「なるほど、なら明日の決勝戦見て行くんでしょ?」 健夜「もちろん、今回の長野は凄いね……枠を二つも用意した理由がわかるよ」 京太郎「はい、化物揃いも良い所ですよ」 健夜「むしろ魔物レベルだからね……須賀君も、男子個人頑張って……たぶん一筋縄じゃいかない」 京太郎「はい、男子個人はトーナメントですからね、それなりに気合入れて頑張ります」 健夜「うん、お姉さんは応援してるぞ!」トンッ 京太郎「ありがとうございます」ハハッ 自宅・自室- 京太郎「ん、メールだ」 京太郎「ん、誰だ?」 京太郎「ん、南浦さんからだ」 差出人:数絵 本文『明日は女子団体戦の決勝戦だけど、団体戦の方はどう?』 京太郎「ん~」 本文『正直化物揃いです、そろいもそろって個人戦にも出ると思うので南浦さんも気を付けてくださいね』 差出人:数絵 本文『そっか、男子個人戦の方は同日だから見には行けないけど応援はしてるから おやすみ』 京太郎「南浦さん」 本文『ありがとうございます 俺も応援していますね おやすみなさい!』 京太郎「ん、胡桃さんからか」 差出人:胡桃 本文『明日は女子団体戦の決勝だけど、絶対勝つから全国で会おうね!』 京太郎「お、みんなが写ってる写メだ」 本文『みんな変わりなくて安心です 俺も絶対全国に行きますんでその時会いましょう!』 差出人:胡桃 本文『また麻雀教えてね おやすみ!』 京太郎「はい、おやすみなさいっと……」 南浦家・数絵部屋- 数絵「絶対に勝って、いつか須賀君にも勝つ!」グッ 数絵「個人戦初日はわからないけれど、二日目は私の独壇場だ!」 鹿倉家・胡桃部屋- 胡桃「みんなで勝って、京太郎に会いに行く」グッ 胡桃「そ、それから……京太郎と、と、東京デートとか?」カァッ 自宅・自室- 京太郎「よし、寝るか!」パチン カピー「カピ」ゲキセンニナル… 59日目終了- 60日目- 朝- 京太郎「ハギヨシさんが迎えに来るまで、どうするか?」 京太郎「純なんかは試合中に腹が減りそうだからな、沢山作っておくか!」 対応力100のため判定なし 三ツ星級の弁当とおやつができた ピンポーン 京太郎「よし、行くか!」 カピー「カピ」イッテラッシャイ! 会場・龍門渕高校控室- 智紀「……というわけ」 EX能力『情報共有』発動 京太郎「さて、これで……俺と智紀が集めた情報は純に教えられたな」 純「ありがとうな、京太郎に智紀、お前たちがいなかったらどうなってたか」 智紀「大丈夫、勝ってきて」 純「ああ、任せとけ!」 京太郎「これ、腹減ったら食え」 純「なんだこれ?」 京太郎「知らないか?まぁ……向こうの人たちにも渡してやってくれ」 純「りょーかい!」 決勝会場- 純「これ、持ち込んでも平気かい?」 男「開始中に食べないのであれば……」 純「サンキュ!」 席を決め、座るのは先鋒『井上純』『津山睦月』『片岡優希』『福路美穂子』の四人 純「これ、食うか?京太郎からの差し入れだ」 美穂子「京太郎君からの?」 睦月「京太郎からの?」 優希「京太郎から?」 純「おう、これ」スッ 優希(こ、これはタコス!?京太郎、まさか私のためにっ……な、なんて大胆な奴なんだ!?) 睦月「ありがとう、京太郎からなら快く頂きます」 美穂子(あらあら、あの子も井上さんも津山さんも、ちょっとお仕置きが必要かしら?)ゴゴゴッ 純「さて……」パクッ 純(始まるな!) 先鋒戦、開幕- 先鋒戦、開幕- 純(さて、流れを読む……) P能力『流れを読む力(真)』自動発動 効果:自分以外の和了判定を20下げ、点数を20上げる 優希(絶対に勝つじぇ!) P能力『東場のタコ』東場により発動 効果:和了判定を30上げ、点数を10上げる 睦月(ここで点数を稼がせてもらう!) 美穂子(あら、さっそくね) 優希(んっふふっ!さらに、いくじぇ!)ゴッ 能力『全火力』を発動 純(ここじゃない!) 睦月(なんだ、清澄の火力は!) 美穂子(ちょっとだけ、手伝ってあげようかしら?)スッ 能力『青眼の聖女』発動 純(出たな、京太郎と智紀からの情報通りだ!) 純(今だ、このタイミングで発動する!) 能力『激流葬』発動 美穂子(流れが、変わった?) ◇効果処理開始 純「ツモ……2700オール」ダンッ 能力『激流葬』 効果:チェーンの数だけ相手の点数が-10され自分の点数を+10する 美穂子(これは、手痛いわね) 能力『青眼の聖女』 効果:点数が+20され、その後一度の和了安価の数値が+20 優希(うぅ、今南場じゃないのにっ) 能力『全火力』 効果:点数を+30する、だが発動した能力の数だけ-10される ◇効果処理終了 実況『前半戦も半分に差し掛かりました!』 純「ふぅ」 睦月(強いっ) 優希(おし、結構やれたじぇ!) 美穂子(ごめんなさいみんなっ)グッ 純(もう一回だ!)ゴッ P能力『流れを読む力(真)』自動発動 効果:自分以外の和了判定を20下げ、点数を20上げる 優希(まだまだ、だじぇ!) 睦月(せめて、持たせる!)グッ 美穂子(負けられない!)カッ P能力『真眼』発動 効果:和了判定最上位の点数の半分を奪う(一の位は切り上げる) 美穂子(まだ、終わらない!) 能力『青眼の聖女』発動 純(この流れ、きたか!) 純(よし、この流れをオレの激流で押し込む!) 能力『激流葬』発動 美穂子(またそれ、でもね)フッ ◇効果処理開始 純「ロン……5200!」ダンッ 能力『激流葬』 効果:チェーンの数だけ相手の点数が-10され自分の点数を+10する 優希「ひぅっ!?」 美穂子(関係無いわ) 能力『青眼の聖女』 効果:点数が+20され、その後一度の和了安価の数値が+20 ◇効果処理終了 実況『前半戦終了!トップは龍門渕高校、井上純だぁ!』 純「あと半分だな」 睦月(こんなっ) 優希(ひ、ひどいことになってるじぇ) 美穂子(なんとか、ね) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする 純 85→105→115→58 美穂子 60→50→108 優希 30→20 睦月 20→10 先鋒戦、後半開幕- 純(次もトップ抜けしてやるぜ!) P能力『流れを読む力(真)』自動発動 効果:自分以外の和了判定を20下げ、点数を20上げる 優希(絶対に勝つじぇ!) P能力『東場のタコ』東場により発動 効果:和了判定を30上げ、点数を10上げる 睦月(ここで点数を稼がせてもらう!) EX能力『鶴賀:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない 美穂子(あら、さっそくね) P能力『真眼』発動 効果:和了判定最上位の点数の半分を奪う(一の位は切り上げる) 優希(やるんだじょ!)ゴッ 能力『全火力』を発動 純(やっぱりきたか清澄のちび!) 純(いや、あの女が動かない限りこっちもッ!) 美穂子(龍門渕を倒す、華菜のためにもここは……下手に動かない方が正解ね) ◇効果処理開始 優希「きたじぇ、ロン、12000!」 能力『全火力』 効果:点数を+30する、だが発動した能力の数だけ-10される 純(なぁっ!?) ◇効果処理終了 実況『先鋒戦終了!!』 純「ッ……お疲れ」 睦月「お疲れさまでした」ペコッ 優希「お疲れ様だじぇ」 美穂子「お疲れ様」 コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 優希 69→79→109→55 純 62→82 睦月 39 美穂子 04→59 先鋒戦、終了- 龍門渕高校・控室- 実況『いやぁ、こう見ても龍門渕はやはり強い!風越も追いつこうとしましたがどうしても離されるようです!』 靖子『私にはできないことを平然とやってのけてるね』 純「ただいま」 透華「良くやりましたわ!」 京太郎「これなら勝てるかもな!」 一「次は智紀だね……」 智紀「任せて」 衣「頑張るのだぞ!」 智紀「データは、取ってある」クイッ 次鋒戦、前半開幕- 智紀(次鋒レオパルドン行きます……フッ) EX能力『対策』自動発動 効果:情報にある相手の麻雀力を下げる P能力『電脳の神』自動発動 効果:情報にあるオカルト能力を受けない まこ(優希の敵は打つ!)スッ 佳織(えっと、これとこれと……これとこれ)ワタワタ P能力『ビギナーズラック』強制発動 和了判定を+80する 点数を+50する 未春(キャプテンの意志を引き継ぐ!) まこ(さて、見せようか)スゥ 能力『心眼』を発動 智紀(情報に無い) ◇効果処理開始 まこ「ツモ、2700オールじゃ!」ダンッ 能力『心眼』 効果:次の自分の点数を+10、その次の点数を+30 智紀(防ぎようがない) ◇効果処理終了 実況『前半戦終了!トップは鶴賀、それに追いつく形で清澄、龍門渕は三位に転落、風越大丈夫かぁぁぁ!?』 智紀(レオパルドンはダメだった……)ズーン まこ(良い調子なんじゃが、いかんせん鶴賀が凄まじいのぅ) 佳織(ややや、やった!) 未春(どうしよぉ……) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 佳織 94→144 まこ 92→102 智紀 21 未春 03 次鋒戦、後半開幕- 智紀(次鋒、次鋒……レオパルドンしか出てこない) EX能力『対策』自動発動 効果:情報にある相手の麻雀力を下げる P能力『電脳の神』自動発動 効果:情報にあるオカルト能力を受けない まこ(かましたる!) P能力『ヌーディスト・アイズ』発動 効果:一度戦ったことがある相手の和了判定、点数を-20 佳織(えっと、これとこれと……これとこれ)ワタワタ P能力『ビギナーズラック』強制発動 和了判定を+80する 点数を+50する 未春(キャプテンの意志を引き継ぐ!) EX能力『風越:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない まこ(さて、まだまだじゃ!)スゥ 能力『心眼』を発動 ◇効果処理開始 まこ(このパターン、鶴賀いがいのは見たことがある!) 能力『心眼』 効果:次の自分の点数を+10、その次の点数を+30 ※前半の『心眼』の効果と重複します 智紀(防ぎようが……ないっ) ◇効果処理終了 実況『後半戦も半分が終わりました、一体何者なんだ鶴賀の妹尾佳織ィィィィッ!?』 靖子『いや、知らんし』 智紀(そ、んなっ……) まこ(くそっ、化物か!) 佳織(や、やった!) 未春(これ、どうすればっ) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、前半の点数とする 佳織 95→145→125 まこ 54→94 智紀 20→00 未春 01 実況『後半戦も半分を切りましたー!』 智紀(……) EX能力『対策』自動発動 効果:情報にある相手の麻雀力を下げる P能力『電脳の神』自動発動 効果:情報にあるオカルト能力を受けない まこ(くっ、目がかすんできおった!) P能力『ヌーディスト・アイズ』発動 効果:一度戦ったことがある相手の和了判定、点数を-20 佳織(はわわわわっ!!?) P能力『ビギナーズラック』強制発動 和了判定を+80する 点数を+50する 未春(華菜ちゃん、ごめんっ!) EX能力『風越:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない まこ(ぐっ、もう一回じゃ!)ギンッ 能力『心眼』を発動 ◇効果処理開始 まこ(鶴賀、超えさせてもらうぞ!) 能力『心眼』 効果:次の自分の点数を+10、その次の点数を+30 ※前半の『心眼』の効果と重複します 智紀(……) ◇効果処理終了 実況『次鋒戦終了ぉぉぉォッ!誰がこれを予想できたか、現在トップは鶴賀、次に清澄、そして龍門渕と大きく離された風越!』 靖子『風越、強いのは先鋒だけなんじゃないの?』 実況『き、厳しいですね』 智紀「……」スクッ まこ(あぁ~眼が疲れきっとるわぃ……) 佳織(わ、私これ頑張ったよね!) 未春(ごめんっ、華菜ちゃん)グスッ コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする まこ 92→132 佳織 50→100→80 智紀 32→12 未春 08 次鋒戦、終了- 龍門渕高校・控室- 京太郎「智紀っ」 一「行ってあげて京太郎……」 京太郎「でもっ」 一「私は大丈夫だから」ジャラッ 京太郎「……」 京太郎「悪い一!」ダッ ガチャッ バタンッ 一「全然悪くなんて無いよ京太郎……」 透華「えぇ」スゥッ 衣「そうだ……」ゴッ 一「智紀を泣かせた代償は、私がしっかり払わせるから」ジャラッ ロビー- 京太郎(さすがに人が居ないな、あそこのベンチにいるのは!) 京太郎「智紀っ!」 智紀「」ビクッ 京太郎「……」 智紀「私、なんの役にも立てずに、足を引っ張って……私はっ」 京太郎「誰もそんなこと思ってない」 智紀「でも負けたら私のせいで」 京太郎「俺たちはチームだろ!俺はまぁ、男だから違うかもしれないけど、それでも俺にはわかる、誰もお前のことを責めたりなんかしない、今お前のために戦おうとしてる一だっている」 智紀「でもっ……わ、たしはっ……」フルフル 京太郎「全部、俺が受け止めてやる、仲間を思うお前の気持ちも全部」 智紀「ッ」ダッ ガバッ 京太郎「……あぁ、お前は頑張った、頑張ったよ」ギュッ ナデナデ 智紀「~~ッ!」 京太郎(一、頼んだぞ……) 実況『ここで中堅、全員が揃いました!』 一「さて、始めようか」ニッ 久(なにっ!?)ゾクッ 智美(こりゃ、完全に撃っておいた方が良さげか?) 星夏(竹井久、あの人の悪待ちには警戒しなきゃ……キャプテンからの助言、しっかり守ります) 中堅戦前半、開幕- 一(全員、ボクが潰す!) 久(なにあの気迫……) 智美(ワハハ、どうするかー) 星夏(竹井久か……) EX能力『風越:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない EX能力『対策:竹井久』 効果:竹井久の能力の効果を受けない 久(さて、行きましょうか) 能力『アウトロー・タウン(真)』発動 一(来たね……)ジャラッ 一(さぁ、ボクのマジックショーの始まりだ!)カッ 能力『死のマジックボックス』発動 久(え?) ◇効果処理開始 一「ロン……5800だよ」 能力『死のマジックボックス』 効果:その能力を無効にし自分のものとして扱い、その相手の次の点数を-10 星夏(な、なに、今の待ち?) 久(い、今のって!?) 能力『アウトロー・タウン(真)』無効 一(智紀のためにも、京太郎のためにも、負けるわけにはいかない!) 能力『アウトロー・タウン(真)』を『死のマジックボックス』の効果により発動 効果:次の和了安価の数値を+30、以降の点数を+20 ◇効果処理終了 実況『中堅戦前半も半分になりました、この状況どう思われますか?』 靖子『龍門渕が強い』 一(これで、あとは透華と衣につなぐ!) 久(悪待ちがっ、とられた!?) 智美(わはは、なんとかしないとなー) 星夏(よし、これなら!) 一(勝つ、絶対!) 久(最初から飛ばす!) P能力『アウトロー・タウン(極)』発動 効果:自分以外の和了判定の+を-にする、+効果が無い者の場合-10する 智美(さて、どう打つか)ワハハ 星夏(よし、この調子で!) EX能力『風越:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない EX能力『対策:竹井久』 効果:竹井久の能力の効果を受けない 久(あれが、来るかもしれない……) 一(警戒してるね、もう無理だろうけど) 実況『中堅戦前半終了ォォォッ!龍門渕、ここに来て追い上げる!』 一(はぁっ、こんなにつらいなんてっ) 久(あ~疲れるわね) 智美(これは、モモとゆみちんに謝らなきゃな)ワハハ 星夏(悪待ちが無くても普通に強いし、龍門渕も鶴賀も強い、やっぱレギュラーになったばかりの私にはっ) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする 久 82 一 62→82 智美 35 星夏 22 実況『中堅戦後半、開始!』 一(勝つ、絶対!) ※能力『アウトロー・タウン(真)』の効果は持続中 久(今回は油断しない!) P能力『アウトロー・タウン(極)』発動 効果:自分以外の和了判定の+を-にする、+効果が無い者の場合-10する 智美(なんとかせんとな)ワハハ 星夏(一度目の感覚を、思い出せ!) EX能力『風越:平凡限界』 条件:総点数が最下位 効果:すべての点数マイナス効果を受けない EX能力『対策:竹井久』 効果:竹井久の能力の効果を受けない 久(くっ、なら!) 能力『アウトロー・タウン(真)』発動 一(使って来た、かっ!)ジャラッ 一(ここで止めたからって、倒れちゃ話になんないもんね)ハッ 久(違和感がない、通った!) ◇効果処理 智美「リーチだぞ」ワハハ 久「それ、通らないわね……ロン、12000!」ニッ 能力『アウトロー・タウン(真)』を『死のマジックボックス』の効果により発動 効果:次の和了安価の数値を+30、以降の点数を+20 智美「わ、ワハハ……」 ◇効果処理終了 実況『中堅戦終了ォォォッ!龍門渕、どんどんと鶴賀を追い詰めていく!』 一「お疲れ、さまっ……」フラッ 久(大丈夫なのかしら?) 智美「ワハハ……」 星夏(私は、風越の名にっ……)グッ コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 一 78→98 久 66→86 智美 39 星夏 14 龍門渕高校・控室- ガチャッ 智紀「一!」 一「ごめんっ、完全に逆転はできなかった……」ガクッ 京太郎「おっと」 一「へへっ、ボク……頑張ったよ?」 京太郎「あぁ、しっかり見てたさ」 一「良かった、あれ疲れるからっ……少し、寝かせて?」 透華「ゆっくり眠りなさい」 一「ありが、と……」スゥ… 京太郎「よっと、ソファに寝かすな……仮眠室より落ち着くだろ」 純「そうだな」 衣「透華、お前」 透華「……行ってきますわ、一があそこまでしてくれたのですから」スゥッ 純「冷えっぱなしかよ」 京太郎(本気、なんだろうな……) 中堅戦前半、開幕- 透華(純、智紀、一……貴方たちがつなげたこの点棒、失うことは赦されませんわね)スッ P能力『冷やしとーか(真)』発動 和了判定にて出た安価数値を二倍にする 和(これが、あの?) モモ(さて、どこまでできるっすかね) P効果『ステルスモモの独壇場』発動 効果:オカルト80以下の相手の効果すべてを受けない 純代(まったく違う……) EX能力『風越:平凡限界2』 条件:総点数が三度連続最下位 効果:すべてのマイナス効果を受けない 透華(冷静、それでいて熱く……今の私の役目は、衣までに鶴賀と清澄との差を埋めること) 能力『冷やしとーか(真)』発動 モモ(おっと、そろそろ私も本気でいくっす)スッ 能力『ステルスモモ(真)』をチェーン発動 ◇効果処理開始 モモ(そう、私は誰にも見えない……見せない……) 能力『ステルスモモ(真)』発動 効果:直前と次の和了判定を二段階上げ、他の者の点数を5点ずつ奪う 透華(さぁ、行きますわよ……) 能力『冷やしとーか(真)』発動 効果:その局を除き三局先まで自分以外の麻雀力を20下げ、自分は20上がる ◇効果処理終了 実況『副将戦前半も半分、龍門渕高校の追い上げは凄まじい!』 透華(逃がしませんわ!) 和(どういうことでしょう?) モモ(少しは得したっすね) 純代(やられた……) 実況『副将戦前半も残り半分です!』 透華(すべて、墜とす)スッ P能力『冷やしとーか(真)』発動 効果:和了判定にて出た安価数値を二倍にする 和(ネトマの感覚を、思い出す) EX能力『機械天使降臨』発動 効果:和了判定を無条件に最上位にする モモ(もう一度っす!) P効果『ステルスモモの独壇場』発動 効果:オカルト80以下の相手の効果すべてを受けない 純代(私だって、池田さんに回すためにもこのままでは!) EX能力『風越:平凡限界2』 条件:総点数が三度連続最下位 効果:すべてのマイナス効果を受けない 透華(冷静に、牌を選ぶ) 能力『冷やしとーか(真)』発動 モモ(おっと、いくっすよ)スッ 能力『ステルスモモ(真)』をチェーン発動 純代(集中力を最大まで高めて状況を見極める) 能力『ジェットストリームアタック:1st』をチェーン発動 ◇効果処理開始 純代(キャプテン……行きます!) 能力『ジェットストリームアタック:1st』 条件:和了判定が二回以上最下位時、発動可能 効果:点数を三倍にする モモ(そう、私は誰にも見えない……見せない……) 能力『ステルスモモ(真)』発動 効果:直前と次の和了判定を二段階上げ、他の者の点数を5点ずつ奪う 透華(さぁ、行きますわよ……) 能力『冷やしとーか(真)』発動 効果:その局を除き三局先まで自分以外の麻雀力を20下げ、自分は20上がる ◇効果処理終了 実況『副将戦前半決着、ここにきて全員が奮闘するゥ!』 透華(この状況は、厳しいですわね) 和(……)ボォー モモ(ふぅ、きついっす) 純代(よし!) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする 和 82→77 モモ 64→79 透華 54→49 純代 28→23→69 透華(衣にバトンを渡すまでに、なんとしてもッ……) 和(勝つ、勝ちます) モモ(ふぅ~先輩、京さん、見てるッすか?私、頑張ってるッすよ) 純代(池田さんにつなげるために、私は……)グッ 実況『副将戦、後半……開始ィッ!』 透華(勝つ、なんとしても……) P能力『冷やしとーか(真)』発動 効果:和了判定にて出た安価数値を二倍にする 和(……) EX能力『機械天使降臨』発動 効果:和了判定を無条件に最上位にする モモ(まだ、負けないっす!) P効果『ステルスモモの独壇場』発動 効果:オカルト80以下の相手の効果すべてを受けない 純代(この戦いは、池田さんにつなぐためのもの!) EX能力『風越:平凡限界2』 条件:総点数が三度連続最下位 効果:すべてのマイナス効果を受けない 透華(冷やす、冷やす、冷やす、もっと冷やす!) 能力『冷凍とーか』発動 モモ(おっと、いくっすよ)スッ 能力『ステルスモモ(真)』をチェーン発動 純代(集中力を最大まで高めて状況を見極める) 能力『ジェットストリームアタック:SEED』をチェーン発動 ◇効果処理開始 純代(池田さん、あとは任せます) 能力『ジェットストリームアタック:SEED』発動 条件:団体戦 効果:次の者の点数を三倍にする モモ(そう、私は誰にも見えない……見せない……) 能力『ステルスモモ(真)』発動 効果:直前と次の和了判定を二段階上げ、他の者の点数を5点ずつ奪う 透華(冷やす……)ヒュォォ 能力『冷凍とーか』発動 効果:全員の点数は増減しなくなる ◇効果処理終了 実況『副将戦決着!』 透華(これで、終わり……) 和「ありがとうございました」ボォー モモ「ありがとうございました」 純代「これで、良い……ありがとうございました」 コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 和 82 モモ 55 透華 27 純代 22 副将戦、終了- 龍門渕高校・控室- ガチャッ 透華「ただいま、戻り……ました、わ」フラッ 一「透華っ!」 純「お前もまだ休んでろ!」 京太郎「透華、ソファ座って寝るか?」ガシッ 透華「いえ、決勝戦……見届けますわ……」 京太郎「でも、お前もう限界だろっ」 智紀「……みんなで、見たいんだよね」 透華「ええ、だからみんなで……私たちの大将の、戦いを」 京太郎「……ああ!」 衣「この衣、この地にて有象無象を蹴散らす!」ゴゥッ 京太郎(凄まじい、プレッシャー!?) 衣「我が支配にてすべてを封じ、我が魔断剣にて全てを断つ!今宵の贄は、大物ぞ!」ゴッ ハギヨシ「行きましょう、衣様」 衣「みんなでここまで来たのだ、存分に闘争を楽しみ、この麻雀……勝つ!」 大将、出撃!-
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9730.html
久「あら、宮永照? インターハイ以来ね。どうして清澄に?」 照「えっと」 久「もしかして、咲に会いに来たのかしら?」 照「うん」 久「そうだったのね! よし、私が部室に案内してあげる……と言いたいところだけど、これから生徒議会なのよね」 京太郎「部長? って、咲のお姉さん!?」 照(誰?) 久「須賀君、いいところに! 照さん、わざわざ咲に会いに来たんですって。部室まで案内してあげて」 京太郎「いいですよ。俺もこれから行くところでしたし、ちょうど良かったです」 照「えっと、須賀……君? お願いします」 京太郎「はい。麻雀部の部室って旧校舎にあるんで、すこし歩きますよ」 照「分かった」 ―――― ―― 京太郎「へえ、白糸台ではそんな感じなんですね。うちは部員少ないからなぁ」 照「うちはたくさんいるからね。あ、そうだ……」 京太郎「どうしました?」 照「須賀君は『京ちゃん』って子、知ってる?」 京太郎「へ……?」 照「インハイで咲と仲直りした後、メールするようになったんだけど、よくその京ちゃんの名前が出てきて気になって」 照「中学からの同級生らしくて、麻雀部に入ったのもその子がキッカケなんだとか」 京太郎「…………」 照「でも清澄の麻雀部にそれっぽい名前の子はいなかったし、麻雀部じゃないのかなぁ?」 京太郎「……ちなみにその京ちゃん、咲はどんな風に言ってました?」 照「えーと、宿題忘れた時に見せてあげたとか、本をお薦めするけど読んでくれないとか、レディースランチに付き合ってあげてるとか」 照「ちょっとだらしないところがあって、いつも注意してるけど直らなくて苦労してるんだって」 京太郎「へー、なんかポンコツですねーソイツ(咲のやつ……)」 照「でもね」 照「本ばかり読んでて一人になりがちな咲に声をかけてくれたり、迷子の時には探して助けてくれたり」 照「なにより、京ちゃんが麻雀部に誘ってくれたおかげで人生が変わったって。京ちゃんの話してる咲、嬉しそうだった」 京太郎「へぇ」 照「本人には恥ずかしくて言えないけど京ちゃんにはすごく感謝してるって。あ、須賀君コレ言っちゃダメだから」 京太郎「わかりました。さて、面白い話が聞けたところで、ここが部室です」 照「おお」 京太郎「ういーっす。お客さんだぞー」 照「どうも」 咲「え、誰? って、お姉ちゃん!?」 優希「おおー! 咲ちゃんのお姉さんだじぇ! もしかして私とインハイの続きをしに?」 照「いや、咲に会いに」 和「ですよね。わざわざ東京からいらっしゃったんですか?」 まこ「ご苦労じゃのう」 照「これ、お土産のお菓子。みんなで食べて」 咲「わぁ、ありがとうお姉ちゃん!」 京太郎「そんじゃあ、お茶でも淹れてくるわ」 咲「お願いね、京ちゃん」 照「え……?」 優希「はやくしろ京太郎ー!」 和「もう、そんなこと言って。すみません須賀君。お願いします」 まこ「わしも手伝うか?」 京太郎「いえいえ、お構いなく。この須賀京太郎にすべてお任せください!」 照「…………」 咲「お姉ちゃん?」 照「ううん、なんでもない。ナニモイッテナイカラ」 咲「?」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4341.html
――――喫茶店 京太郎「……いきなり実は本当の息子じゃないって言われてもな」 京太郎(朝起きて妙に深刻な顔してると思ったらいきなりカミングアウトとは) 京太郎(どうやら実の親が会いたいといってきたらしい) 京太郎(どんな顔して会えっていうんだよ……) はやり「あれ、京太郎くん?」 京太郎「はやりさん、どうもです。今日はどうしてこんなところに?」 はやり「うん、ちょっと用事でね。京太郎くんは?」 京太郎「俺も似たような感じです」 はやり「あ、こっちだよー!」 はやり父「おお、もう来ていたのか」 はやり「え、さっき連絡したよね?」 はやり父「いや、お前じゃないんだ。君だよ、京太郎」 京太郎「えっ、それじゃまさか……」 はやり父「そうだ、私が君の実の父親だ」 は京「「ええーっ!?」」 ―――― ―― ― はやり父「それじゃあせっかくだから、姉弟で中を深めてくれ」 はやり父「私はここで失礼する。代金は払っておくから気にしないでいいぞ」 カランコローンアリガトウゴザイマシター 京太郎「……」 はやり「……」 は京「「あの!」」 京太郎「あ、どうぞ先に……」 はやり「いやいや、京太郎くんこそ……」 京太郎「じ、じゃあお言葉に甘えて。ええと、はやりさん?それとも姉さんとかの方がいいのかな……」 はやり「なんだかこそばゆいし、いつも通りでいいよ」 京太郎「じゃあはやりさん、正直未だに状況が飲み込めてないですけどこの後どうしましょうか」 はやり「京太郎くん、意外と冷静だよね」 京太郎「いや、もう開き直ってるっていうか……」 はやり「ふふ、それじゃあお姉ちゃんがいいとこに案内しちゃおう!なんて」 京太郎「お願いします。姉さん。なんて」 はやり「よーし、そうと決まれば行くぞー!」 京太郎「は、はい!」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4336.html
京太郎「ただいまー」ガチャ 京太郎「あれ?誰もいないのか。晩飯食ってくればよかったなー」 京太郎「作る気力もないし、出前でも取るしかなさそうだな。たしかリビングにメニューがあったはず」 はやり(ヘソ出し)「Zzz…」 京太郎「あれ、姉さんいたのか。家だからってこんなだらしない格好で寝て、こんなんだからいまだに彼氏の一人も」 はやり「あれ、京ちゃん帰ってきてたんだ。ところで彼氏がなんだってー?」ニッコリ 京太郎「イ、イエナンデモナイデス」アセカキー はやり「ふん。いざとなったら京ちゃんにもらわれるからいいもーん」ダキッ 京太郎「うわ、色々当たってるって!つーか酒臭っ!?」 はやり「当ててるんだよー?うりうりー」フニフニ 京太郎「うわわ、はーなーれーろー!」グイィ はやり「そんな事言ってホントは嬉しいくせにー」 京太郎「マジでいい加減に、うわっ!?」 ドサッ 京太郎「うあ」 はやり「あはー、京ちゃんに押し倒されたー」 京太郎「ごめん!すぐどくからわぷ」 はやり「離れちゃ嫌だよー」ギュウウ 京太郎(息、息が!おもちで口と鼻が塞がれて!)ジタバタ はやり「ふぁ、まだ眠いや。おやすみ京ちゃん……」 京太郎「って、寝ちゃったよ…」 京太郎「風邪とかひかれても嫌だし、部屋まで運ぶか……」 京太郎「よっと!やっぱり軽いなあ」オヒメサマダッコ はやり「んぅ・」ムニャ 京太郎「まったく、顔は可愛いんだし彼氏なんてすぐ出来るだろうに」 京太郎「でも姉さんが彼氏を連れてくるとこ、想像できないな…」 はやり「あは、京ちゃん、だいすきだよぉ…」 京太郎「うん、俺も好きだよ。姉さん」 はやり「えへへ」 ――――おしまい。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4337.html
京太郎「―――どうしてこうなった」 咏「なんでかわっかんねーけどプロの面々+京ちゃんで隠れんぼをしようってことになって」グイ はやり「そしたら時間がなくなって慌ててこのロッカーに飛び込んでみたら」ギュウ 良子「不思議な事に私達全員が同じ所に隠れようとしていて」ズイ 健夜「そのままになってる訳だね……」ググ 京太郎「なんで説明口調!?って狭いです!寄って来ないで!」ウオォ ※現在の状況※ │―――│ │ は │ │咏京良│ │ 健 │ │―――│ 京太郎「しかし暑いですね……、早く鬼の人見つけてくれないかなぁ」 咏「私はこのままでもーいーかなー?京ちゃんとこうやってくっつけるし」ギュ はやり「たしかにそれもそうですねー。京ちゃんー」ムニ 良子「たしかにそうだな。京太郎、私もハグするぞ」プニ 健夜「あ、皆ずるい。私もー」グイ 京太郎「え、うわちょ、柔らかい感触がKARADAJUUに!?じゃなくて暑いですよ!」 ロッカー「ヤイノヤイノ」ドッタンバッタンギイィ 京太郎「え、なんか傾いてませんかってうわああああ」バタム ※中で暴れるとロッカーは倒れます ※現在の状況※ │―――――│ │ は咏 │ │ 健京良 │ │―――――│ 京太郎「うう、イテテ。大丈夫ですか皆さん……あれ、右手に柔らかな感触が」モミモミ はやり「ちょ、京太郎くん!胸揉まないでよ///皆いるんだから///」カアァ 京太郎「すすす、すみません!(気にする所間違ってないかな)」バッ 京太郎「って、今度は左手にっ!?」フニョン 良子「なんだ、その……京太郎が望むなら私もノー・プロブレムなんだが///」カアァ 京太郎「ぬわーっ!?すみませ~ん!(でもやっぱり気にする所間違えてる気がする)」バッ 咏「ちょっと京ちゃん、わっかんねけーど、その、擦れて変な気分になっちゃうっていうか……どうなっても知らんけど?」カアァ 京太郎「うわーどうすればいいんだ!」 健夜「ちょっと京太郎くん、私だけ何も無し!?」 京太郎「ああ、健夜さん!もはやあなただけが頼り……、ってなんで俺の腕を掴んでるんですか?」 健夜「私もその、あるほうなんだから///」グイッムニ 京太郎「ななななんでオモチに俺の手を引き付けるんですか!?」 咏「きょーうちゃん」ニヒヒ はやり「きょうちゃーん」ニコ 良子「きょ、京太郎……」ウツムキ 健夜「京太郎くんっ!」パアァ 京太郎「俺はどうなるんだ!?」 京太郎の明日はどっちだ! カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/892.html
部活中 京太郎「ん?何だこの雑誌は」 咲「(wktk)」 京太郎「なになに?読書が好きな女の子と行くデートスポット集?随分限定的だな」 咲「(そりゃわざわざ龍門渕の人に作ってもらったしね!)」 京太郎「10/27のところに赤丸が付いてるが・・・もしかして おーい、咲」 咲「(ホイ来た!)な、何かな京ちゃん?」 京太郎「この雑誌お前のか?」 咲「う、うん!27は空いてるよ!ってえ?」 京太郎「ん?」 京太郎「え?お前の誕生日に印がしてあったからお前のだと思ったんだが」 咲「誕生日覚えててくれたんだ・・・えへへ じゃなくて!もっと大切なことがあるでしょ!」 咲「例えば9時に駅前に集合して、ごめん遅れちゃったいやいや俺も今来たところだよというやり取りをはさみつつ、まず映画でも見ようかってなって私が好きな小説が原作のラブロマンス映画を的確に選択する。 そしてお昼を食べた後は本屋に行ったり、図書館で居眠りする京ちゃんの隣で読書する私・・・ みたいな具体的な案を出すところでしょ! 今更鈍感キャラ作っても誰も喜ばないよ!むしろ悲しむよ!」 京太郎「お、おう・・・」 ほら早く咲ちゃんかわいい! 優希「全く京太郎は乙女心を欠片も理解できてないじぇ」 京太郎「どっから湧いてきたんだお前」 優希「だらしない京太郎のために歪み無い私が仕方なく乙女心を教えてやるじぇ ということで今から私特製のタコススポット巡りに行くじぇ!」 咲「いやその理屈はおかしい」 久「話は聞かせて貰ったわ」バンッ 咲「部長はなんでロッカーの中にいたんですか」 まこ「つまり京太郎がわざわざ役満のテンパイを崩してしまうという訳じゃな」 咲「役満というよりむしろクアドラプル役満くらいありますよ! これを上がらないでどうするんですか!」 和「とりあえず私と予行練習でもしますか」 咲「和ちゃん、今そういうのいいから」 京太郎「つまりだ。お前は俺とデートがしたいんだな?」 咲「え!?ま、まぁ・・・京ちゃんが私と行きたいって言うなら・・・その・・・」 京太郎「分かった。じゃあ27日。朝9時に駅前で」 咲「あ、あ、うん、分かった・・・(いろいろ準備しなきゃ・・・)」 優希「和ちゃん、ちょっと・・・」コソコソ 和「ええ、由々しき事態ですね」コソコソ 咲邸 咲「とりあえず上手く行ったよ… 普通の男の人なら一番最初で察してるはずなんだけどなぁ」 咲「京ちゃんは本当に鈍感だからなぁ…」 咲「いつも恋愛小説をこれ見よがしに読んでるのに何もアクションしてこないし 京ちゃんの友達に私は嫁認定されてるのに何もアクションしてこないし たまに二人きりで麻雀教えてあげてるのに何もアクションしてこないし」 咲「でも今回のデートできっと…いやでも京ちゃんのことだから… いや京ちゃんも男だし…キ、キスくらいならしてもいいけど… その先はまだ早いというかちゃんとプロセスを踏まなきゃ…ん…」 咲「パジャマ替えなきゃ……」 いやもう眠いっす 当日 咲「ついにこの日が…うっかり2時間前に来ちゃったよ この服装大丈夫かなぁ。似合ってるかなぁ」 和「ええもうそりゃ当zムグ…」 咲「?今和ちゃんの声が聞こえたような…」 優希「何やってるんだじぇ和ちゃん!」 和「離して!本来なら私が咲さんの隣にいるはずなの!」 優希「私達の役目はあくまでも京太郎が変なことやらかさないかどうかの監視だじぇ!対象への干渉は厳禁なんだじぇ!」 和「そうでしたね…本来の目的を見誤るところでした…」 優希「大体京太郎はひどい男だじぇ。 いつも二人でタコス買いに行ったりしてるのに何もアクションしてこないし うっかりを装って手に触れても繋ぐような素振りを見せないし しかも手作りタコスとか…ずるいじぇ」 和「(咲さん…)」 8:55 京太郎「ごめん、待ったか?」 咲「ううん、全然待ってないよ。私も今来たとこだし」 和「あの男…この寒空の中咲さんを二時間も待たせるとは…天誅」 優希「宮永選手まずはD難度の大技「かなり前から待ってる」、さらにB難度の「けど待った素振りを見せず今来たとこ」を組み合わせて来ました。組み合わせ加点が付きますね」 久「ええ。宮永選手は大技をあまり持っていないので組み合わせ加点と技術点で稼いで行きたいですね」 まこ「あんたらは何をやっとるんじゃ」 京太郎「さて、どこ行く?」 咲「あ、私見たい映画があるんだよね」 京太郎「よし、それ見に行くか」 和「デートって普通男の人がプラン立てるものですよね。この男は駄目ですね。大減点ですね」 優希「宮永選手は図書館を得意としますが、あまり映画館などは得意でないようですが」 久「しかしA難度の「手を繋ぐ」から様々な技の組み合わせが可能ですし、フィニッシュにはE難度の「私感動して泣いちゃったよ」を持ってくるでしょうね」 京太郎「ところで、その服似合ってるぞ」 咲「そ、そう?よかった… そうだ、後で服でも買いに行こうよ」 京太郎「おう、行くか」 映画館 京太郎「じゃ、俺チケット買ってくるから待っててくれ」 咲「あ、ありがと。お金渡すね」 京太郎「いいよいいよ今日くらい。いつも世話になってるし」 咲「そう?じゃあお言葉に甘えて…」 京太郎「じゃあ買ってくる。迷子になるなよ」 咲「ならないよ!」 咲「…やっぱり、ずるいなぁ」 京太郎「ほれ、買ってきたぞ」 咲「あ、ありがと。じゃ入ろっか」 京太郎「ついでに飲み物とか買っておくか」 館内 咲「ごめん、ちょっと野暮用を…」 京太郎「ん?ああ…迷うなよ」 咲「すぐそこなのに迷う訳ないでしょ!」 咲「あれ?ここどこ…?」 和「!咲さんがピンチな予感!」ダッ まこ「あんたは動かんでいい」ガッ 久「どこかに縛り付けておいた方がいいかしらね」 優希「タコスのある映画館とはなかなか時代に追いついてるじぇ」モグモグ 咲「うぅ…あと五分で始まっちゃうよ…」 京太郎「おい咲、なんで別の階にいるんだよ…」 咲「京ちゃん!」 京太郎「あんまり遅いから探しに来たがあの距離でどう迷うんだよ… やっぱ俺がいないと駄目みたいだな」 咲「え!?あ、と、とりあえず戻ろ!始まっちゃうよ!」 咲「(さっきのはやっぱりそういうアレなのかな… 京ちゃんに限って…いやでもあの発言を告白と取らずにどうとるというのか!)」 上映中 『君の着ている服とバイクが欲しい』 『パーティーで会おう』 『組合をなめんじゃねえよ』 『よく聞けアメリカよ。ペルシャ湾全域から全ての軍隊をを撤退させろ。即刻、そして永遠になぁ!!』 『また会おうメイトリクス』 『もう会うことは無いでしょう』 京太郎「(・・・ラブロマンス?)」 咲「うっ…グスッ…」 咲「今日の映画面白かったね!私思わず泣いちゃったよ」 京太郎「(え?泣く要素あったっけ?)あ、あぁ、すげえ面白かった」 咲「京ちゃんはどこがよかった?私はやっぱりね、ダンコと刑事が腕時計を交換するところかなー ソ連とアメリカの国を超えた友情がすっごいよかった。 他にはねー…」 京太郎「お、もうそろそろ昼飯の時間だな!どっか食いに行こう!な?」 咲「あ、実はお弁当作ってきたんだ。だから公園とかで食べよ?」 京太郎「咲にしては気が利くな。よし、あの公園でいいか?」 咲「うん。その後どうする?」 京太郎「うーん、飯でも食いながら考えよう。腹減った」 和「仕方のない犠牲だと!?じゃあこれも仕方のない犠牲だ!これも!これもだ!」ガシャーン 優希「御乱心だじぇ」 久「5m間隔。痕跡を残すな」 まこ「イエッサ」 咲「サンドイッチを作ってみました」 京太郎「おお…美味そうだ。中身はなんだ?」 咲「知らない方がいいわ」 京太郎「えっ」 京太郎「これは…肉か」 咲「子牛の煮込みが死ぬほど食いたかったんだ!」 京太郎「こっちは…ピザ?」 咲「ペパロニのピッツァだ。激ウマだでえ」 咲「きょ、京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「あ、あーん…」 京太郎「(oh...)い、いただきます」 京太郎「腹ごしらえも済んだことだし、さっき言ってた服でも買いに行くか」 咲「そうしよ」 京太郎「女子の服なんか全く分からないが… この服の体を為してない布みたいなのは何なんだ?」 咲「あぁ、それは竜門渕の国広さんが着てたやつだね」 京太郎「マジで!?つか売ってんのかよ!」 咲「ほら見て京ちゃん。この服似合う?」 京太郎「おーおー似合う似合う。ただ胸の辺りが不相応というか」 咲「え?何か言った?」ゴッ 京太郎「いえ何でもないです」 咲「どう?似合う?」クルクル 京太郎「思ったより似合ってるな。可愛いぞ」 咲「か、可愛い…」カアッ 咲「ごめんね、京ちゃん。こんなに買ってもらっちゃって」 京太郎「あー、気にすんな。誕生日プレゼントだよ」 咲「ありがと…大事にするね!」 和「あの咲さんが顔を赤らめているぞ」 優希「奴らしくもねえじぇ」 京太郎「咲、次本屋に寄っていいか? 欲しい漫画があるんだ」 咲「私もなんか買おうかなー」 咲「ところで何買うの?」 京太郎「えーとな、裂~saki~って漫画なんだが…どこにあるんだ」 咲「(私と同じ名前だ)へぇ、どんな漫画なの?」 京太郎「簡単に言うと裂って女の子が麻雀で全国大会を目指す漫画だ」 咲「おかしなコンセプトの漫画だね」 京太郎「しかも麻雀で能力とか言い出すからな」 咲「変な漫画」 咲「なんか面白そうな本無いかなーってこの本は…」 咲「その1、金髪は高確率で童貞です、迫れば3秒でいけます」 咲「その2、影の薄い、例えば大会中暫く存在が出てこない系の男子は誰かに求められることを強く望みます」 咲「その3、鈍感や難聴系男子は甘えです、息をつかせぬ怒濤の攻撃でノックアウト」 咲「ほう…」 京太郎「おまたせ。なんか買ったのか?」 咲「いや、特に面白そうなの無かったし何も」 京太郎「そうか。折角なんか買ってやろうと思ったんだが」 咲「じゃあ次の機会に買ってもらおうかな」 京太郎「おいおい、有効期限は今日までだぞ」 咲「ケチだなー、京ちゃん」 咲「(思わせぶりな態度をとれるのも今のうちだぞ京太郎…!この『金髪高身長男子を落とす520の方法』があれば…!)」 京太郎「さて、最後に図書館行くか?」 咲「うん、行こ行こ」 和「くそぉ逃げたか!小娘めぇ!」 優希「あ、さっきの女の子が買ってたのと同じ本下さい」 久「『ロッカールームの伝説』?おかしな本もあるのね」 まこ「ところでいつまで尾行続けるんじゃ」 和「尾行時間は11時間を予定しております」 京太郎「さて図書館だ」 咲「じゃあ私本見てくるね。京ちゃんは?」 京太郎「俺は適当にロビーあたりにいるよ」 咲「じゃあここに5時集合でいい?」 京太郎「ああ」 咲「じゃあね。また後で」 京太郎「おう。 はぁ、眠い…一眠りしても大丈夫だよな…」 咲「本を選んで戻ってきたら京ちゃんが寝てた」 咲「しかも周りには誰もいない…」 咲「この二つの符号が表すものは一つ・・・!」 咲「いやでもこういうのは男の人の方からのほうがいいし二人とも同意の上の方がいいんじゃないかな! 第一ここ図書館だし!後で京ちゃんの家とか行くかも知れないし!」 和「ああ、咲さんがどんどん乙女の顔に…」 優希「なになに…金髪男性はタコスで落ちる!?しかもベタベタしてくる女子に自然に好意を抱く!? 大変だじぇ、もしかしたら京太郎は私のことが好きなのかもしれない!」 久「著者:小鍛治健夜ねぇ…」 京太郎「ふぁあ、よく寝た… ってあれ?なんで咲がここに」 咲「おはよう京ちゃん。もう5時だけど。よく寝てたね。 そろそろいこっか」 京太郎「ああ、悪いな寝ちゃってて…」 咲「ううん、いいの。いいもの見れたし」 京太郎「?」 和「『同性愛のススメ』…なかなか参考になりますね」 優希「どうしよう…私たちまだ学生だし結婚なんて… それに結婚式って結構かかるし…あでも京太郎がどうしてもっていうなら同棲とかでも…」 まこ「もうやじゃこの部活」 帰り道 咲「今日は楽しかったよ。ありがとね、京ちゃん」 京太郎「なあに、いつも世話になってるしな。お礼だお礼」 咲「京ちゃん… ちょっと、話があるんだ」 和「!この感じ…」ガタッ 久「ちょっと、いきなりどうしたのよ」 和「一口では言えませんが取りあえず行きますよ!」 優希「となると 京太郎、ネクタイ曲がってるじぇとかなるのかな…あるいは行ってきますのキ、キスとか…キャー」ゴロゴロ 和「優希もさっさと立って!急ぎますよ!」 京太郎∴「で、何だ?話って」 咲「う、うん… その前に、今京ちゃんって付き合ってる人とか…いる?」 京太郎∴「そんなのいるわけないだろ。第一機会が無い」 咲「!そっか… あのね、今日デートしてくれてとても嬉しかった。 誕生日もちゃんと覚えててくれたし…それにプレゼントとかいろいろ貰っちゃって。 それでね、気付いたんだ。自分の気持ちに」 咲「だから、鈍感な京ちゃんにも分かるように言うね。 私、京ちゃんのことが…」 和「いたぞおおおおおおおお!!!いたぞおおおおおおおおおおお!!!」 ガガガガガガガッ!!!!!! 京太郎&咲「!?」 和「出て来いクソったれええええええええええ!!!!!」ガガガガガガガガガガガ 咲「え?え?和ちゃん?え?」 和「私達はレスキュー隊だ。殺し屋じゃない」キリッ 久「ちょっと和!急に走り出してなんなの… ってあれ?須賀君と咲じゃない。何してるのこんなところで」 咲「それはこっちのセリフですよ!折角のチャンスだったのに!! というか和ちゃん!どういうつもり!?」 和「いわゆるコラテラル・ダメージというものに過ぎない」キリッ 咲「」ゴゴゴゴゴゴゴ 和「ひぃっ!?」 咲「ちょっと‘お話’しようか、和」 和「ち、違うんです咲さん!道が混んでて…」 ゴッ 京太郎「おい、咲。その辺にしてやれよ。 放送コードに引っかかる感じになってるぞ」 咲「え!?あれ!?ごめん和ちゃん!ついうっかり…」 和「いえ、いいんです…我が生涯に一遍の悔い無し…」ガクッ 京太郎「それで、話って結局何だったんだ?」 咲「え?あそこまで言って気付かなかったの?」 和「そんなオカルトありえないwwww」 久「須賀君、流石にそれは無いわ」 まこ「もはや病気の類じゃのう」 優希「あれ、何時の間にこんなところに…」 京太郎「おい!何のことなんだよ!教えてくれよ!」 咲「じゃあ…」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6292.html
IF 原作に行った京太郎4 京太郎(ああ…どうしようも無い屑だな。両親が居て、真っ黒い事が何も無くて、なに不自由なく暮らしてきた俺に成り代わって…それでそれを久にあたる。どうしようも無い屑だ) テクテク… バタ… 京太郎「ああ…すいま……あっ、桃子か」 桃子「えっ…なんで私の名前を…それよりもなんで私が見えてるっすか!」 京太郎(…そうか皆、違う人間なんだよな) 京太郎「いや、あの…知り合いによく似てたんですよ」 桃子「……ちょっと来るっす」 ーーーー 京太郎(あの時の公園…) 桃子「とりあえず自己紹介をするっす。私は鶴賀学園一年、東横桃子っす」 京太郎「清澄高校一年、須賀京太郎です」 桃子「須賀さんに聞きたい事があるっす」 京太郎「なんですか?」 桃子「さっき言ってた知り合いについて聞かして欲しいっす」 京太郎「構いませんが、なぜですか?」 桃子「女の勘が言ってるんっすよ。聞くべきだって」 桃子(何より私の事が見える人なんてそうそう居ないっすからね) 京太郎「…彼女はとても真っ直ぐな人でした。他人に認識されにくい体質だったらしくて、苦労してた人でした」 桃子(…なんで須賀君はこんなさびしそうなんっすか。まるでもう会えない人の事を話してるみたいじゃないすか) 京太郎「でも彼女は笑顔の可愛い人でした。カラオケに行った事がないのか機械と睨めっこしてたり、街を歩いてると後ろから目隠ししてきたり…他にも色んな事があったんですよ」ワハハ ツー… 桃子(…なんで、なんで笑いながら泣いてるっすか。なんでそんなに辛い事なのに、私に話してくれるんっすか!) 桃子「その人の事がすきだったんすか?」 京太郎「どうなんだろう…昔、告白されて色んな理由から振った俺が彼女にそんな感情を抱いて良いのかわからないけど」 京太郎「失って気が付く事もあると今は思ってる」 桃子「…ごめんなさい」 京太郎「東横さんが謝る事じゃないよ。ただ…俺が子どもだったて話だから。それじゃあ俺は行きますね」 スッ… 桃子「須賀さん!また会ったら何処かに行くっす!」 京太郎「えっ…?」 桃子「その時にわたしの事も話するっす」 京太郎「……楽しみにしてます」 桃子「はいっす!!」